メモ 2006 年 7 月

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07/31 mon

『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「反復」前田敬作訳(白水社)。
反復と想起は、じつはおなじ運動なのである。ただ、その方向が正反対であるにすぎぬ。というのは、想起されるものは、すでに過去にあったものであり、いわば後方にむかって反復される。これに反して、ほんとうの反復は、前方にむかって想起するのである。( 206 頁)
《反復》の不可能性。
すべての認識は想起である、とギリシア人たちがいうとき、かれらが意味したのは、存在するすべての現存在はかつて存在した、ということである。これに反して、人生は反復である、とわれわれがいうとき、それが意味するのは、かつて存在した現存在がいままた現存在になる、ということである。( 235 頁)
ここを読むと、レギーネとの《反復》が不可能になったキルケゴールが、《再生》という言葉を使うようになった機微がわかるような気がする。


包丁人味平 第 1 巻『包丁人味平 第 1 巻』牛次郎作 ビッグ錠画(集英社)
包丁人味平 第 2 巻『包丁人味平 第 2 巻』牛次郎作 ビッグ錠画(集英社)

素直に熱血。
おもろいっす。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/30 sun

馬券は 9 戦 2 勝で 15 万 3 千円のマイナス。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)、読了。
イサクにたいする彼の答えはイロニーの形式をもっている、というのは、もしわたしが何かを言い、しかも何も言わないなら、それはつねにイロニーであるからである。( 195 頁)
答えればかならず嘘になってしまう状況というものがある。
何かを口にすれば、それが意図したものとは違う意味を持たざるをえない状況がある。
そのときに語られる言葉が、キルケゴールのいう意味でのイロニーである。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/29 sat

部屋で遊んでたら転んだので、「いたくない ? 」ときいたら、「ぱぱがこけたんでー」と言った。
こけたのは君だよ。



海へ。
去年は波を怖がってたのに、今年は大はしゃぎ。
頭を越すような波をかぶってもまったくひるまずにずっと遊んでる。



今日もいろんなひとから可愛い可愛いいわれてたな。
なんかしらんが可愛いんだよなあ。



馬券は 1 戦 1 勝で 21 万円のプラス。



『フィフィのみぎ・ひだり』クリスティーナ・ビヨルク文 レーナ・アンダーソン絵 野花かほる訳(文化出版局)

女の子が主人公だとやっぱり入っていきにくいのかな。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
罪があらわれるやいなや、倫理学は、ほかならぬ悔いにぶっつかって没落してしまう、なぜならば、悔いは最高の倫理的表現であるが、しかしそれだからこそ、もっとも深い倫理的な自己矛盾でもあるからである。( 163 頁)
この自己矛盾に耐えられず、キルケゴールは信仰へ向かう。
もし人がどちらか一方の運動をなすだけの情熱をもたないならば、もし人が人生をただのんきに遊んで暮らし、少しばかり悔いを感ずるだけで、あとはどうにかなるさ、と考えるならば、そのとき人は、イデーのうちに生きることを永久に断念したのである。( 164 頁)

空手小公子 小日向海流 第 5 巻『空手小公子 小日向海流 第 5 巻』馬場康誌(講談社)
空手小公子 小日向海流 第 6 巻『空手小公子 小日向海流 第 6 巻』馬場康誌(講談社)
空手小公子 小日向海流 第 7 巻『空手小公子 小日向海流 第 7 巻』馬場康誌(講談社)

つまらないでかたづけるのはかわいそうな気もするけど、かといってわくわくさせてくれることはない漫画。
A 先生のような味のあるつまらなさでもないしね。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/28 fri

 ULTRA BLUE 『 ULTRA BLUE 』宇多田ヒカル(東芝 EMI )

「 SAKURA ドロップス」あたりから宇多田ヒカルをふつうに聴くようになった。
それ以前よりずっとよくなったと思う。



花火大会へ。
離れたところで車の中から見ようとして待ってたら、怖いみたいで「かえろ、かえろ」。

花火がはじまっても見ようとしない。
「いや、いや」

なだめすかして花火のほうをむかせたら、だんだん気に入ってきたみたいで、最後はみとれてた。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
美学はあらゆる学問のなかでいちばん不実な学問である、美学をほんとうに愛した人はみな、ある意味で、不幸になる、しかし美学を一度も愛したことのないものは、畜生 (pecus) であり、畜生で終るのだ。( 139 頁)
畜生で終るのはある意味では幸せなんだろうけれど。


空手小公子 小日向海流 第 1 巻『空手小公子 小日向海流 第 1 巻』馬場康誌(講談社)
空手小公子 小日向海流 第 2 巻『空手小公子 小日向海流 第 2 巻』馬場康誌(講談社)
空手小公子 小日向海流 第 3 巻『空手小公子 小日向海流 第 3 巻』馬場康誌(講談社)
空手小公子 小日向海流 第 4 巻『空手小公子 小日向海流 第 4 巻』馬場康誌(講談社)

『はじめの一歩』的フォーマットにパンチラなんかのスケベ味も盛り込んだ商品。
登場人物と作者の自意識の分離が完全でない点が気になるものの、巻を追うごとに改善されていってはいて。
格闘場面の描写は一応の及第点なので定価分ていどの価値はあるかな。
2 度も 3 度も読みかえすような漫画じゃないけど。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/27 thu

いろんな歌をおぼえてきてる。
さっきは「桃太郎」を歌ったあと、「へんなうたやなあ」と笑ってた。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
ギリシア悲劇においては、隠れていること(およびその結果としての発見)は運命というものに基づく叙事詩的残存物であり、劇的行為はそこに暗い謎のような起原をもち、そこへ消えていくのである。ギリシア悲劇のよびおこす効果が、目の力を欠く大理石像のあたえる印象に似ているのは、そのためである。ギリシア悲劇は盲目である。したがって、ギリシア悲劇の印象を正しく受けとめるためには、ある抽象が必要である。( 139 頁)
というより、抽象として以外に受けとめようがないんだけど。



録画してあった「リンカーン」を見て泣きそうになった。

貧しい暮らしをしてる母ひとり子ひとりの家族。
ある日母親がプロ野球の招待チケットを職場でもらってくる。

試合の日を楽しみにする息子。

当日、母親のつくったお弁当をもって、ふたりは電車で球場へ行く。
ところが、入場口でふたりは係員に止められてしまう。
母親がもらってきたチケットは「招待券」ではなく、「優待券」だったのだ。
帰りの電車賃くらいしか持ちあわせてなかったふたりはチケットを買うこともできず、球場の外のベンチでお弁当を食べて帰った。

帰りの電車で息子は母に言う。
「おかあさん、お弁当おいしかったよ」


たしかこんな話。
泣ける。
思いっきり泣ける。

だのに、妻は笑いをこらえきれず、トイレに駆け込んで爆笑してた。
なんでやねん。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/26 wed

『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
 周知のとおり、ルカ伝第十四章二十六節に、神に対する絶対的義務について注意すべき教えが述べられている。「だれでも、自分の父、母、妻、子、兄弟、姉妹、さらに自分自身の命までも憎んで、わたしのもとにくるのでなければ、わたしの弟子となることはできない」と。これは苛酷なことばである。だれがこれを聞くに耐えうるであろうか ? ( 120 頁)
倫理的・普遍的なものから、信仰的・単独的なものへ。


『六三四の剣』を読み返してみたり。
不朽、かどうかは別として、いま読んでもおもしろい。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/25 tue

『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
 アブラハムは媒介されえない。このことはまた、アブラハムは語ることができない、というふうに言いあらわすこともできる。わたしが語るや否や、わたしは普遍的なものを言いあらわすのである。そしてわたしが語らないならば、だれもわたしを理解することはできない。( 102 頁)
この困難の中に信仰がある。
この不可能性のなかにキルケゴールはいる。


愛…しりそめし頃に… 第 7 巻『愛…しりそめし頃に… 第 7 巻』藤子不二雄 A (小学館)

エレキ・ポックて…。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/24 mon

泉谷しげるが歌う「かわいいかくれんぼ」を聴いて、なんだか切なくなっちまった。
泉谷が童謡集とか出したら買うな。
由紀さおりのはもらったとしても捨てるけど。



こねずみミコの おふろなんか、いやだもん『こねずみミコの おふろなんか、いやだもん』ブリギッテ・ベニンガー文 シュテファニー・ローエ絵 二宮由紀子訳( BL 出版)

これを読んでちょっとはお風呂好き(というかシャンプー好き)になってほしいもんだ。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
 信仰とはつまり、個別者が個別者として普遍的なものよりも高くにあり、普遍的なものに対して権利を与えられており、その下位に従属しているのではなく、その上位にあるという逆説なのである。( 93 頁)
ここにはある飛躍がある。
この立場は媒介されない。なぜなら、すべての媒介はまさに普遍的なものによっておこなわれるからである。( 93 頁)

愛…しりそめし頃に… 第 6 巻『愛…しりそめし頃に… 第 6 巻』藤子不二雄 A (小学館)

この巻に載ってる詩の作者が「フーミュン」になってました。
いいかげんしろ…とつっこめる、このしみじみとした楽しみ。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/23 sun

馬券は 9 戦 1 勝で 28 万円のマイナス。



土用の丑ということでうなぎ。
昔はうなぎで飲むのはあんまり好きじゃなかったんだけど、このごろはけっこう嬉しい。
歳かな。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
うら若い少女が、あらゆる困難にもかかわらず、なお自分の願いがきっとみたされることをあくまでも確信しているとしても、その確信はけっして信仰の確信ではない。たとえこの少女が、キリスト教を信ずる両親に育てられ、そしておそらく一年じゅう牧師のもとに通って教育されたとしても、そうである。( 79 頁)
ここには《逆説》がないのだから。
なぜなら、彼女の確信は諦めの苦痛のうちに、不可能なものをあえて直視しようとはしないからである。( 80 頁)

愛…しりそめし頃に… 第 5 巻『愛…しりそめし頃に… 第 5 巻』藤子不二雄 A (小学館)

編集者からもう「新人」ではなく「中堅」なんだといわれてショックを受ける A 先生。
「中堅」には後がないという観念があったみたい。

その頃をふりかえる A 先生の心には、オレも「大家」になったなあなんて自負があるんだろうか。
なんとなく、それとは相反する気持ちもありそうな気がするんだけど。
A 先生ってある意味では「中堅」漫画家のまま来た人って感じもするもの。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/22 sat

馬券は 5 戦 2 勝で 17 万 7 千円のプラス。



『キルケゴール著作集 5 』(白水社)所収「おそれとおののき」桝田啓三郎訳(白水社)。
「だってそれはデカルトがやってくれたじゃないか ? 」なるほど、デカルトといえば、尊敬すべき、謙虚な、誠実な理想家で、彼の書いたものを読んで心から深い感動を受けないなどという者はたしかにあるまいが、彼はその語ったことをおこなったし、またそのおこなったところを語っているのである。( 10 頁)
超えるということの嘘。
ある人びとは、自分たちは自分たちはヘーゲルをのり越えた、と断言しているが、それはせいぜい思いあがった隠喩と見なすべきものである。つまり、彼らがいかに徹底的にヘーゲルを研究したか、ヘーゲルのなかへ押し入るためにどれほどすさまじいスタートをきらねばならなかったか、そしてスタートがあまりすさまじかったために、急にとまることができずに、あっさりとまたヘーゲルの外にかけ出してしまった、ということをいいあらわし、それを如実に示す隠喩なのである。( 56 頁)

愛…しりそめし頃に… 第 4 巻『愛…しりそめし頃に… 第 4 巻』藤子不二雄 A (小学館)

美人薄命ってのは悲しいよ。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/21 fri

YouTube で内田裕也の政見放送を見て爆笑したり。



小学館の図鑑・ NEO 14 乗りもの『小学館の図鑑・ NEO 1 動物』(小学館)

これはボクが読んでもおもしろい。



気にいらないことをしてしまったみたいで、すこししてから泣きながら物を投げつけたり顔を叩いたりしてきた。
悔しいのかな。
哀しいのかな。

だけど、「ごめんよ。パパが悪かった。許して」と謝ったら、涙をこらえながらボクの頭をなでてくれた。
寛容。
男になったなあ。

ただいま 2 才と 1 か月。



『色川武大 阿佐田哲也全集 16 』(福武書店)
「日本じゃ肉を挽くでしょ。本当は肉を叩き伸ばして、包丁で細かく切るの。家庭でも皆そうするわ」
「機械がないのか」
「ちがうわよ。あれは屑肉を挽いてミートローフに入れるとかするためのものよ」
「どこがちがう」
「とにかくあの機械が家庭にあれば、それは犬用なの。 (…) 」( 28 頁)
そうなの ?
まったく知らんかった。


愛…しりそめし頃に… 第 3 巻『愛…しりそめし頃に… 第 3 巻』藤子不二雄 A (小学館)

この漫画、各話の終わりごとに詩が載ってる。
そのほとんどは(たぶん) A 先生が書いたもの。
小学生の作文のような詩なんだけど、そのこっ恥ずかしい感じが A 先生らしくていいんだな。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/20 thu

「トーマス」より「アンパンマン」より、やっぱり「しまじろう」が 1 番好きなんだね。



『色川武大 阿佐田哲也全集 16 』(福武書店)
「 (…) ばくち打ちは、だから、一方でセオリーをがっしり身につけ、セオリー以外の無計算な動きをしないように努める。またその一方で、セオリー群をはるかに乗り越えた絶対の方法を夢見るし、追い求める」( 15 頁)
どっちも見果てぬ夢なんだよな。


愛…しりそめし頃に… 第 2 巻『愛…しりそめし頃に… 第 2 巻』藤子不二雄 A (小学館)

F 先生への追悼作「さらば 友よ」も載ってます。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/19 wed

HDD レコーダを買ってから競馬予想がかなり楽になったけれども、ダウンタウンの番組を好きなときに見られるのも嬉しいところ。
「ダウンタウン」ってキーワードを入れてあるから、漏らさず録っておいてくれるんだよな。



がんばれ ちびくじら『がんばれ ちびくじら』エリザベス・ベレスフォード作 スーザン・フィールド絵 せな あいこ訳(評論社)

大好きなくじらさんが出てきて、しかもそのくじらさんが家族とはぐれるお話。
人間側も父子が出てくるし、どっちにも感情移入できるみたい。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」、読了。
同書読了。
なぜなら、ある人間に厄災や苦難がかかりうるということ、これらが、雨と同じように善き者の上にも悪しき者の上にも降ってくるということ、このことをあなたは理解できるが、しかしそれが罰だとすると……。けれども聖書にはそうしるされている。( 303 頁)
それは罰なのだ。


愛…しりそめし頃に… 第 1 巻『愛…しりそめし頃に… 第 1 巻』藤子不二雄 A (小学館)

『まんが道』の興奮のまま突入。
満賀と才野、べつべつの部屋に住んでるって設定に変わってるのね。
こっちがほんとなんだろうな。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/18 tue

この「メモ」、ここんとこは半月おくれくらいでの更新になってるんだけれども、下書きというか覚え書きというか、だいたいのことは当日分まで書いてある。
その未更新分の下書きを、さっき間違えて消しちまった。
削除とかでなく、上書き保存でのミスだから復旧は絶望的。
変化のない暮らしをしてるだけに思い出せることなんてなにもないや。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
君ははたして、ひとりでいるときに、笑うだろうか ?  私の質問の意味はわかるだろう。私は、ひとりでいるときに笑う場合が君にときおり、あるいは実にしばしばおこるかどうかを、たずねているのではなく、この孤独な笑いに満足を見いだすかどうかを、たずねているのだ。( 279 頁)
自分で自分にこれをたずねることは、やっぱり悲痛だ。


まんが道 第 21 巻『まんが道 第 21 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 22 巻『まんが道 第 22 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 23 巻『まんが道 第 23 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

すべてを投げ出したくなるような状態と、そこからの脱出。
何回よんでもいいなあ。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/17 mon

動物園へ。

チンパンジーの檻の前で、「いや、こわい」。

それからは大きい動物が見えるたびに怖がってる。
「ぞうさん、もういい、そばによらんでいい」
「とらさん、こわい」
「らいおんさん、こわい」

前回とはまったくちがう反応。
想像力が発達したからかな、観察力が発達したからかな。



ママのつくってくれたお弁当を食べ終わったところで、ちょうど雨がふりだした。
駐車場まで走って傘とカッパを取ってきてから併設の遊園地に。

汽車は前回より喜んでる。



遊園地を出て、もういちど動物園へ。

ペンギンは気にいったみたい。
「ぺんぎんさん、かわいいなぁ。ぷかぁっとういてて、すぅーっとおよいで、ぱくっとおさかなをたべるなあ」



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
君の言説はまた、感傷性と無情とは同一物であるという命題の正しさを、はっきり証明する。( 266 頁)
この命題が正しいから、ボクは自分のなかの感傷性を憎むし、感傷的な作品すべてをも憎むのだ。


まんが道 第 19 巻『まんが道 第 19 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 20 巻『まんが道 第 20 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

戦士集結ってな感じで。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/16 sun

馬券は 12 戦 3 勝で 140 万 5 千円のプラス。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
もっとも卓越した才能は自分の仕事を完成することができるが、もっともつまらぬ人間もそれをなしうるのだ。これ以上のことは両者ともなしえないのだ。( 228 頁)
倫理的な仕事というもの。


まんが道 第 17 巻『まんが道 第 17 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 18 巻『まんが道 第 18 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

美人ばっかり出てくるんだよな。
ビバ美化。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/15 sat

馬券は買わず。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
あの憂愁は君の不幸であったのだが、それが君の幸福であったと、君みずから告白する時期のくることを、君はいずれ知るだろう。( 218 頁)
手紙の形式をとって書かれていることの意義がここにもある。


まんが道 第 15 巻『まんが道 第 15 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 16 巻『まんが道 第 16 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

手塚先生の生原稿。
ほんとうに光かがやいてたんだろうな。
いまボクが見たとしてもその光の 10 分の 1 も感じられないだろうくらいに。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/14 fri

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
つまり普遍的なものは、どこまでも特殊なものとともに、またそのなかに、それを消耗させることなしに、存立しうるのである。( 175 頁)
しかしこれは、個性を追求すれば普遍に到るというようなこととはまったく異なっている。
言語には、文法書のなかで範例(パラディグマ)(活用例)としてかかげられる一例よりはるかに多くの範例的な動詞がある。この一例はただまったく偶然に示されているにすぎないのであって、他のあらゆる規則動詞においても、そういうことはまったく同様に可能であろう。人間についても同様である。( 175 頁)

まんが道 第 13 巻『まんが道 第 13 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 14 巻『まんが道 第 14 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

はじめて読んだころはテラさんのその後のことなんてなんもしらなかったもんな。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/13 thu

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
真の具体的な選択は、私が自己を世界のそとへと選ぶその同じ瞬間に、私を世界のなかへ選び戻す選択である。( 156 頁)
永遠に続けられなければならない運動としての瞬間。


まんが道 第 11 巻『まんが道 第 11 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 12 巻『まんが道 第 12 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

トキワ荘 !

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/12 wed

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
しかしひとが自分の自由にしたがって自己自身を選びうるのは、自己を倫理的に選ぶときだけである。しかし倫理的に自己自身を選びうるのは、自己自身を後悔することによるしかないし、自己自身を後悔することによってのみひとは具体的となり、また具体的な個人としてのみひとは自由な個人なのである。( 154 頁)
キルケゴールのいう《自由》は、通常いわれるような自由とはことなっている。
(…) そのときにはじめてひとは全的な孤立のなかにあって自分の所属する現実との絶対的な連関に身をおくのである。( 155 頁)
この逆説。


まんが道 第 9 巻『まんが道 第 9 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 10 巻『まんが道 第 10 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

恋愛まんがとしてもおもしれえんだよな。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/11 tue

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
なぜなら神秘的なものの独自な点は宗教的なものではなく、孤立であり、この孤立のなかで個人は、与えられた現実に対するどんな関係も尊重することなく、自分を永遠なものとの直接的な連関におこうと望むからである。( 152 頁)
神秘主義への決定的な批判。
神秘家が現実一般を尊重しないのなら、なぜ彼は、より高いものに触れられたあの現実の刹那をも同じ不信をもって眺めないのか、不可解なことである。 (…) 彼は自己自身を抽象的に選び、したがって透明さを欠くのである。つまり、抽象的なものは透明なものだと信ずるのはまちがいであって、抽象的なものは不透明なもの、霧のようにぼやけたものなのである。( 153 頁)

まんが道 第 7 巻『まんが道 第 7 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 8 巻『まんが道 第 8 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

恋・夢・仕事。
青春だなあ。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/10 mon

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
子供が、自分が正しいかまちがっているかあまりくどくど考えないで許しを乞う傾向を持っているのは、出来のよい子供のしるしである。( 137 頁)
そこにこそ主体性があるのだから。
逆にみえるけれども。


まんが道 第 5 巻『まんが道 第 5 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 6 巻『まんが道 第 6 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

手塚せんせーっ !

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/09 sun

馬券は 7 戦全敗で 66 万円のマイナス。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
賭博に熱中している一人の人間を考えてみるがよい。欲望はその全情熱をあげて目をさまし、それがみたされなければ彼の命にかかわるとでもいうふうである。もし彼が、この瞬間には私は欲しない、別の時になったらはじめて私は欲する、と自分自身に向かって言いきかせることができるなら、彼は治癒されているのである。この時とは連続性であって、それが彼を救うのである。( 126 頁)
《瞬間》が《刹那》から救う。
逆に考えれば、欲望を制御できていないものに、「一回でもしたらお終いよ」という人間は、相手に対しても自分に対しても世界に対しても不誠実なのだ。
なぜなら欲望を支配するこつは、それを抹殺したり完全に断念したりすることによりも、むしろその瞬間を決定することに存しているからである。( 126 頁)

まんが道 第 1 巻『まんが道 第 1 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 2 巻『まんが道 第 2 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 3 巻『まんが道 第 3 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)
まんが道 第 4 巻『まんが道 第 4 巻』藤子不二雄 A (ブッキング)

『まんが道』を読みかえし始めた。
やっぱりおもしれー。
子どもに読ませたい漫画 No.1 。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/08 sat

馬券は 6 戦全敗で 23 万円のマイナス。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
君はつねに相対的差異だけを思考し、決して絶対的差異を思考しはしない。( 116 頁)
それは思考しえないものなのだから。
ただ在るのだ。
差異というものはたとえどんなに大きかろうと、やはり相対的なものにすぎないからである。( 124 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/07 fri

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
あらゆる有限な絶望は有限性の選択である。なぜなら、私がそれを得る場合にも、失う場合にも、同様に私はそれを選ぶからである。私がそれを得るかどうかは私の力の範囲外のことだが、それを選ぶことは私の力の範囲内のことなのである。したがって有限な絶望は自由でない絶望であって、それは本来は絶望を欲するのではなく、有限性を欲するのである。このことがしかし絶望なのである。( 113 頁)
魂を損ずるほうの絶望。
有限な絶望と無限の絶望とのあいだの絶対的な深遠。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/06 thu

ぼくとバブーン『ぼくとバブーン』ベッテ・ウェステラ作 スザンネ・ディーデレン絵 野坂悦子訳(ソニー・マガジンズ)

こういう内容のは入りやすいみたい。
ひとりでおばあちゃんちへ泊まりにいくお話。


だれかな、だれだろ『だれかな、だれだろ』シム・チョウォン文 クォン・ヒョクト絵 小倉夏香訳(平凡社)

動物もので、発見もの。
とうぜん好きで。
ただ、もうちょっと早い時期に読んだほうが夢中になれたのかな。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
その罪責が息子に受け継がれた父の罪責であろうと、息子はそれをもろともに後悔するのであって、そうしてこそ彼は自分自身を選ぶことが、絶対的に選ぶことができるのである。( 105 頁)
それを引き受けよう。
そして息子が父の罪責を後悔するなら、それは美しいことである。だが息子は私のためにそうするのではなく、そのようにしてしか自分自身を選べないからそうするであろう。起こらずにいないことはなんでも起こるがいい、最善だと思っていることが、ある人間にとってもっとも有害な結果をもたらすこともよくあるのだ。( 106 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/05 wed

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
まことに自殺者さえもほんとうに自分自身から逃れたいと思ってはいないのである。彼もまた願望している、彼の自己のための別の一形式を願望しているのである。( 102 頁)
キルケゴールの言う意味で《絶望》できるのなら、自殺とは無縁になる。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/04 tue

このごろは擬人化あそびがプチ・ブーム。
カメのぬいぐるみをボクに持たせてのごっこ遊びとか。

「かめさん、あいすくりーむどうぞ」とか話しかけてくるんで、

「おいしいよ !  ありがとう ! 」なんて答えてあげたりして。

妻にいわせると、ボクが標準語で話してるのがかなーり寒いらしい。
しょうがないじゃん、パパとは別の人格を演出しなきゃなんないんだから。



ゆっくりハリー『ゆっくりハリー』マーティン・ワッデル文 バーバラ・ファース絵 山口文生訳(評論社)

かめが好きなんだよね。


おうちにかえろうちいくまくん『おうちにかえろうちいくまくん』マーティン・ワッデル文 バーバラ・ファース絵 角野栄子訳(評論社)

見えないものを擬音でつかむというのは、まだちょっとやりにくそう。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
 だが私の自己とはいったいなんだろう ?  最初の一瞬間、最初の一表現について言おうとすれば、私の答えはこうだ、それはあらゆるもののうちでもっとも抽象的なものであるが、そのくせ同時にそれ自体においてあらゆるもののうちでもっとも具体的なものである――それは自由である、と。( 101 頁)
自由とは自らの具体性――過去からのすべてのそれ――をすべて引き受けるということである。
責任。
キルケゴールはそのことを《後悔》と呼ぶ。
しかしまた、私が神を愛するような愛もあって、これは言葉のなかにはただひとつの表現しか持っていない。すなわち後悔である。( 104 頁)
この《後悔》のあるところにのみ《歴史性》が現われる。
そしてこの歴史はある苦痛を含んでいるのだが、それでも彼はただこの歴史によってのみ、現にある彼となっているのである。それゆえ、自己自身を選ぶには勇気が必要である。( 104 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/03 mon

『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
絶望のなかではじめて人格は安静を与えられるのであるが、必然性によってではない。なぜなら私は決して必然的に絶望するのではなく、自由に絶望するからであり、この自由のなかではじめて絶対的なものが獲得されているからである。( 99 頁)
跳躍するのに才能は必要ではない。
では何が ?

ビール 1.5 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/02 sun

馬券は 7 戦全敗で 58 万円のマイナス。



2 歳。
ここ何日か軽い吃音が出てる。
なかでも今日がいちばん顕著。
表現したい情報の量と表現できる情報量に差がある感じ。
周りが意識しすぎなければじょじょに消えていきそうな気がしてるんだけれども。



ちかごろはミニカーを使ったごっこ遊びが好き。

「あいすくりーむ屋さんですよー、つめたいですよー」
「ちゃるめえら、ちゃるめえら、ぴー。らーめん屋さんですよー」



どこ ? つきよの ばんの さがしもの『どこ ? つきよの ばんの さがしもの』山形明美(講談社)

こういう「さがしもの」はやっぱり好きなのね。
そうじゃない読みかたもできそうな本だけれど。


ぼく、おつきさまがほしいんだ『ぼく、おつきさまがほしいんだ』ジョナサン・エメット文 ヴァネッサ・キャバン絵 おびかゆうこ訳(徳間書店)

はんたいに、こっちは「おはなし」として好き。



『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
しかし他面、詩人としての生存そのものが暗闇のなかにあることは確実である。その暗闇は、絶望が貫徹されないことの結果であり、魂がたえず絶望のなかでうちふるえていて精神がその真の変容を見いだせないことの結果である。( 95 頁)
詩人は多様に絶望できるが、多様性を絶望することはできない。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

07/01 sat

今日も 6 時前に起きて「ママ、おなかすいた」。
暑いからか、やたら早起き。



馬券は 4 戦全敗で 28 万円のマイナス。



しらない いぬが ついてきた『しらない いぬが ついてきた』小林与志(鈴木出版)

わかりやすくて。


あめふりの おおさわぎ『あめふりの おおさわぎ』デイビット・シャノン作 小川仁央訳(評論社)

「これはきゅうきゅうしゃにみえるけど、あいすくりーむやさん」





『キルケゴール著作集 4 』浅井真男・志波一富・棗田光行訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(下)」。
君に欠けているのは君自身の生活、そのなかで体験したことに対する記憶なのだ。君にそういう記憶があったら、あんなにひんぴんと同一の現象が君の生活にくりかえし現われはしないだろうし、君の生活があんなにたくさんの、私に言わせれば半端仕事を示すことはないだろう。( 75 頁)
1 回性の欠如。

ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。

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