
05/31 wed
『色川武大 阿佐田哲也全集 12 』(福武書店)所収「うらおもて人生録」。
あとは、五十五のセオリーを、エラーをせずに、いかにコンスタントに使うか、だね。プロなら誰しも、そこをきたえる。自分がつかんだセオリーを全開させること。勝負の基本はまずこれだよ。勘で、百をつかむことじゃないんだ。自分のつかんだ五十五を、完全に使いこなすかどうかだ。( 71 頁)
そうしながら、でも五十六になりたくもあって。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/30 tue
子どものほうも 39 度も熱が出てるらしい。
ママもひどい痛みが続いてるらしいし、心配。
『色川武大 阿佐田哲也全集 12 』(福武書店)所収「うらおもて人生録」。
だから、プロは六分四分のうち、四分の不利が現われたときも平気なんだ。四部はわるくても、六分は必ずいいはずだ、と確信してるんだね。またここで、四分わるいからといって揺れてしまったんではなんにもならないからね。( 57 頁)
100 戦 100 勝なんて無理だ。
負けは必然。
逆に、あるていどの勝ちも必然。
そこで効果的に決める。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/29 mon
『色川武大 阿佐田哲也全集 12 』(福武書店)所収「うらおもて人生録」。
今、当たっている選手がいる。第一打席で長打を放った。また打ってやろう、どうしてもそう意識する。それで平常よりも大振りになって三振する。ここのところですでに彼は小さなミスをやってるんだね。そのミスが溜まっていって、スランプがくる。( 54 頁)
今年は馬券の調子が良すぎるからな。
いまはどんどんこういうミスを溜めちゃってると思う。
好調が長いだけにスランプもまた長そうで、憂鬱だな。
ピークからすぐにスランプに移行するわけじゃないんだ。スランプは、ピークのときに勢いあまってフォームを崩すことから次第にやってくるんだ。( 55 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/28 sun
馬券は 8 戦 2 勝で 592 万円の儲け。
どうやら妻がおたふく風邪にかかったらしく、休日診療を受けに病院へ。
すごく痛そうで、熱も高い。
ものすごい虚脱感。
やっぱりダービーは特別だ。
あのレースで大勝負して、ちゃんと勝てたのはうれしい…はずなんだけど、夜になってもなんだか落ち着かない。
いくら飲んでも酔わないし。
現実感がないような、その逆に現実に圧倒されちゃってるような。
まあ、どっちも同じことなんだろうけど。
博打で勝つと、やっぱり代わりに何かは失くすんだろうな。
『色川武大 阿佐田哲也全集 12 』(福武書店)所収「うらおもて人生録」。
なにもかもうまくいくわけじゃないんだから、なにもかもうまくいかせようとするのは、技術的にはまちがった考え方だ。( 52 頁)
負けていいところでうまく負けておかないと。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/27 sat
馬券は 6 戦 2 勝で 44 万 5 千円のプラス。
『色川武大 阿佐田哲也全集 12 』(福武書店)所収「うらおもて人生録」。
知らない土地で道に迷ったりしても、なかなか人に訊こうとしないね。そのくらいなら一人で何時間でもうろうろ迷ってる方が気が楽だ。( 25 頁)
ああ、これボクもそうだな。
誰かと一緒のときはそうもいかないけれども、ひとりのときは絶対に誰にも訊かないで迷い続ける。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/26 fri
『キルケゴール著作集 3 』浅井真男・志波一富・新井靖一訳(白水社)所収「あれか、これか第 2 部(上)」。
だからして、ペンをもってではなく、思想をもって小さな哲学的装飾文字を書いて見れば、神はただ一度だけしかうつし身とはなりたまわなかったので、それが反復されるのを待つのは無益だ、といいうるのである。異教においてはそれは何度も起こりえた。しかし、その理由はまさしく、それが決して真の受肉(インカルナツィオーン)ではなかったということなのである。同じように人間もただ一度だけしかこの世に生まれず、反復の公算はないのである。輪廻という思想にいたっては、誕生の意味を誤解するものである。( 70 頁)
誕生とは《最初のもの》なのだから。
『ヒストリエ 第 3 巻』岩明均(小学館)。
そうとう長い話になりそうだな。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/25 thu
『みんな ちきゅうの なかまたち』イングリット & ディーター・シューベルト よこやまかずこ訳(光村教育図書)。
予想どおり気に入ってる。
読むたびに発見のある、いい絵本だと思う。
『ジュリアス・シーザー』シェイクスピア 福田恆存訳(新潮文庫)、読了。
なるほど、モンテーニュがシーザーを評しているとおり、独裁にたいする野心は「寛容の徳」を破壊するであろう。が、独裁を打倒しようとする自由の精神も、もし「精神の政治学」を欠くならば、同じように「寛容の徳」を破壊するのである。正義もまた敗北の過程においては、それが正義であるがゆえに、あるいは正義でしかありえないならば、やはり腐敗を免れない。( 180 頁)
あいかわらず福田恆存の解題は鋭い。
政争をあつかうだけで政治劇になるのではない。
《精神の政治学》が必要なのだ。
そこには精神的な文学趣味などは徹底的に否定されなければならない。
そして、文学というものがあるとしたら、そうやって書かれた作品だけがそうだろう。
『ヒストリエ 第 2 巻』岩明均(小学館)。
どんどん面白くなってきたな。
これは『寄生獣』を超えそうな気がする。
やっと素直に岩明均が好きだって言えそうな。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/24 wed
『ジュリアス・シーザー』シェイクスピア 福田恆存訳(新潮文庫)。
ディーシアス (…) ところで、あなたはおだてが嫌いだと言ってやると、あの男、そのとおりだと答える、それこそ一番おだてに乗っているわけだ。( 44 頁)
おだてるときにはこういう手法が効くわけね。
『働きマン 第 1 巻』安野モヨコ(光村教育図書)。
いろんな人が誉めてるから読んでみたけど、たいしておもしろくねえ。
もちろん一定のレベルには達してるんだけど、なんかそれだけ。
途中で読むのやめちゃった。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/23 tue
『 the very best of Otis Redding 』 Otis Redding (イーストウエスト・ジャパン)。
年とると、ベスト盤を聴くようになってきちゃうんだよな。
楽だしさ。
オーティスなんて当然アルバム全部もってるのに、それでも買っちゃう。
なんてことはさておき、もちろん最高でした。
『ジュリアス・シーザー』シェイクスピア 福田恆存訳(新潮文庫)。
ブルータス 一体どういう危険におれを捲きこもうというのだ、キャシアス、そうして、おれにこの胸のうちを覗かせ、在りもしないものを引きださせようというのは ? ( 16 頁)
シェイクスピアの主人公って、《胸のうち》の《在りもしないもの》の膨張に動かされるんだよな。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/22 mon
『カクテル』ヘイウッド・グールド 芝山幹郎訳(文春文庫)、読了。
それにしても、彼らは自分たちの店を <いつか見たカフェ(カフェ・
デジャヴュ)>とでも名づけるべきだった。内装はそっくり、グラス類もそっくり、おまけに、 "ユニークな" 売り物までもそっくりだった。( 306 頁)
むかし村上龍が激賞したてんで買った本。
15 年くらい読まずにおいてあったことになるな。
今になってなんとなく読んでみたんだけど、たしかに面白い。
『限りなく透明に近いブルー』をもっともっとタフにして、すこしだけ甘味をつけたような小説。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/21 sun
馬券は 6 戦全敗で 61 万 2 千円のマイナス。
バラまつりを見に。
ついでに今日も公園で遊ぶ。
高さ 5m くらいの平均台を何度もわたってる。
ついて歩くボクのほうが冷や汗かきかき。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」、読了。
同書読了。
昨日体験したことをぼくは千年も過去に押し戻し、それを昨日体験したかのように想い出すのだ。( 274 頁)
かっこええー。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/20 sat
妻がエステサロンに行ってるあいだ、その近くの公園でふたりで遊ぶ。
広くて、遊具も多くて、とてもいい公園。
いつものごとく、「ぜんぶあそぶー」と言いながら全遊具を制覇。
自転車で走ってる女の子を「まてーっ」と言って追いかけてる。
こらこら、鳩じゃないって。
女の子は気づきもせずに自転車をこいでるんだけど、それが追いかけるペースとちょうど息が合ってて 5 メートルくらいの間隔がずっと維持されてるもんだから、まるで逃げてるように感じるみたい。
きゃっきゃっと笑いながら追いかけてる。
パパも冷や汗かきながら追いかけました。
馬券は 3 戦 1 勝で 26 万円のプラス。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
書物のよに話す人間の言葉を聞くのは、きわめて退屈なものだが、ときにはそういう話し方がまことに好都合なのだ。というのは、書物は、ひとがそれを勝手に解釈しうるという、まことに注目すべき性質を持っている。書物のように話すと、言葉はそういう性質を獲得するのだ。( 236 頁)
心裡戦のひとつのこつ。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/19 fri
『サムなら きっと できるから』エイミー・ヘスト文 アニタ・ジェラーム絵 小川仁央訳(評論社)。
甘えるところと頑張るところの微妙なコントラストが好きなのかな。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
われわれの生きている世界の背後に、遠く背景のなかに、第二の世界があるのだが、この世界は第一の世界に対して、劇場においてときおり現実の場面の背後に見られるもう一つの場面が、現実の場面に対するのと、同じ関係にある。われわれは薄い紗をとおして、いわば紗でできた、より軽やかな、より微妙な、現実世界とはちがった質の世界を見る。( 122 頁)
この《第二の世界》を、キルケゴールはまったく異世界としては表していない。
それはまさに、紗が蓋うようにして、現実世界と重なっている。
そして、そこに入っていくものは、もう現実にはもどれない。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/18 thu
Rockbox というファームウェアを入れれば、ポータブルオーディオプレイヤーで wavpack を再生できるようになるらしい。
期待大なんだけど、ボクの知識でファームを替えるのは怖いしなあ。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
だれかが妻を離婚すれば、世間では言う、彼は下等な人間だ、悪党だなどと。なんとばかげたことだろう ! 結婚にたいするなんたる間接的攻撃だろう ! 結婚生活はそれ自体のうちに実在性を持っているか、それともなんの実在性も持っていないか、いずれかだが、まえの場合には、その男は結婚生活を失うことによって十分に罰せられているし、あとの場合には、彼が他の人々よりも賢明だからといって、彼を非難するのは当たらない。( 107 頁)
まことにごもっとも。
『ヒストリエ 第 1 巻』岩明均(小学館)。
ひさしぶりにわくわくさせてくれる岩明作品。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/17 wed
『 Rio de Emocion 』 Dragon Ash (ビクターエンタテインメント)。
おじさん、ついていけません。
『愛・自分博』 KREVA (ポニーキャニオン)。
とりあえずはこっちのほうがまだ楽だ。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
忘れる力によって、ある人間の弾力性をほんとうに量ることができる。忘れえない者はたいした者にはならない。( 103 頁)
それは純粋に技術なのだから。
忘却は、使いものにならないものを回想の最高の監督のもとに注意深く切り取る鋏である。こうして忘却と回想とは同一であり、技術的に作り出したこの同一性は、世界を軸からはずすためのアルキメデスの点である。( 104 頁)
この鋏を、ひとは無意識状態でいちばん上手に使う。
たとえば、睡眠。
ひとがなにごとかを忘却にゆだねたと言うならば、まさしくそう言うことによってひとは同時に、そのことが忘れられ、しかも保存されるということを暗示することになるのである。( 105 頁)
睡眠薬 1/2 錠。
連休入りからこっち、ずっと飲んじまってた。
05/16 tue
『 13 月のバラード』キンモクセイ( BMG JAPAN )。
聴きはじめたときは心配しちゃった。
いまんとこ『 NICE BEAT 』のほうが好きだけど、まあこれはこれで。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
最もよく想い出す年頃は同時に最も忘れやすい年頃、すなわち幼年時代である。( 102 頁)
ものすごくフロイト的な。
ひとが詩的に思い出せば出すほど、ますます容易に忘れる。なぜなら、詩的な想起は本来忘却の一表現にすぎないからである。( 102 頁)
ただ、本来の詩人はもちろんこのことを知っている。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/15 mon
『ぼくはあるいた まっすぐまっすぐ』マーガレット・ワイズ・ブラウン作 坪井郁美文 林明子絵(ペンギン社)。
小さな冒険がたくさん。
おばあちゃんが待っててくれる。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
忘れうることはつねに、いかに想い出すかということにかかっている。しかしいかに想い出すかということはさらに、いかに現実を体験するかということにかかっている。希望の速力をもって座礁する者は、忘れえないように想い出すであろう。( 102 頁)
記憶は絶対に消えないのだから。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/14 sun
馬券は 8 戦 2 勝で 51 万 5 千円のプラス。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
希望を船から水中に投げ捨ててしまったときにはじめて、ひとは芸術的に生きはじめる。( 101 頁)
そこでようやく美的観点からのみ世界を見るようになるのだから。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/13 sat
馬券は 5 戦 1 勝で 14 万円のマイナス。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
そして固定観念を持つ者はだれでも一本の弦で演奏する名人である。( 51 頁)
あらゆる観念のあいだで漂うより幸せだろうけど。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/12 fri
「しまじろう」を見てるとき、ボクが向かいで本を読んでると、「パパみて、パパみて」といってくる。
もう 10 回以上みてるやつなんだけどなあと思いつつ、毎回つきあうことに。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
彼女はパトスを持っているのだが、そのパトスの内容はナンセンスなのだから、彼女のパトスは本質的にはおしゃべりにすぎない。( 45 頁)
あなたは《悲劇的》なんじゃなくて《喜劇的》なんだと、彼女におしえるものはなにか。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/11 thu
『どれがぼくかわかる ? 』カーラ = カスキン よだしずか訳(偕成社))。
こういう当てっこもの好きなのな。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
彼のなかにはいささかのイロニーもない、ごくありきたりの感傷があるだけだ。その代わりにこの作品の滑稽な効果は無限である。( 21 頁)
逆にいえば、イロニーが存在するところでは滑稽の効果は限られる。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/10 wed
ちかごろは「こどもちゃれんじ」の教材の DVD より、アニメの「しましまとらのしまじろう」のほうが好き。
食事のときとか、すぐに「しまじろうみる」。
しまじろうの影響でか、「ママ」「パパ」だけじゃなくて、「おかあさん」「おとうさん」と呼ぶことも多くなってきた。
『キルケゴール著作集 2 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(下)」。
論理学がどんなに内在的思惟に沈潜しようと、無から具体的形式にもぐりこもうと、決して機会に到達することはできず、それゆえにまた決して現実に到達することはできない。理念のなかで全現実ができあがっておろうとも、機会なくしてはその現実は決して現実的とはならない。( 21 頁)
思惟によって《機会》を手にすることはできない。
それは《無》なのであるから。
というのは、機会が無以外のなにものかになるやいなや、機会はそれの産出するものと相関的な関係に立つことになり、そうなれば機会は理由か原因かになってしまうからである。( 22 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/09 tue
『 guero 』 Beck (ユニバーサルインターナショナル)。
もうあの頃のようにわくわくしたりはしない。
でもやっぱり好きだ。
『最強伝説黒沢 第 8 巻』福本伸行(小学館)。
あいかわらずおもろい。
出だしとはずいぶん違うほうへ来たような気もするけれど、おもしろいからいいとしよう。
『色川武大 阿佐田哲也全集 10 』(福武書店)、読了。
ルーレットはケチるとよくない。ある程度張り点数を多くしないと総抜けになる率が多くなるからだ。チビ張りはストレート負けに通じる。( 340 頁)
これは純粋な確率論なのか、資金繰りの問題も含むのか。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/08 mon
『シグルイ 第 6 巻』山口貴由漫画 南條範夫原作(秋田書店)。
ついに虎眼先生が。
『色川武大 阿佐田哲也全集 10 』(福武書店)所収「ドサ健ばくち地獄」、読了。
B と C にとって、お互いの打撃よりも、 A を立ち直らせないことが、安定の一条件なのである。永久に A を不調におとしておいて、そのうえで B と C が決戦をする。これが上級者の麻雀のひとつの形なのである。( 270 頁)
麻雀みたいなタイプのギャンブルの経験がないのがボクの弱点だとは思うけど、いまさらあんな面倒ものできないしなあ。
勝ち金の回収が確実でないってのが一番いやだ。
年齢とか使える時間とかの問題で、新しい武器を手に入れるより手持ちのものを武器に変えていくほうが効率がいいだろうし。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/07 sun
馬券は 3 戦 1 勝で 49 万 2 千円のプラス。
『色川武大 阿佐田哲也全集 10 』(福武書店)所収「ドサ健ばくち地獄」。
七分三分で分のわるい打ち方は、たとえ三分の利があろうとも利之助はとらない。そのことは特にすぐれたセオリーではないとしても、問題はその徹底さにあるのである。徹底することによって、利之助はこれまで生き抜いてきた。( 268 頁)
徹底できないひとと一緒に買うと、なんだか哀しくなる。
ばくちは、相手との戦いではない。自分の信条にどれだけ機械的になれるか、という戦いなのである。ドサ健には、利之助のそういう姿勢が痛いほどわかる。( 268 頁)
哀しくなるのは、たぶんそういう人とはギャンブルについてわかり合えっこないからだろう。
ビール 2 リットルとバランタイン 3 杯と睡眠薬 1/4 錠。
05/06 sat
四国へ。
『うたううあ』 UA (ビクターエンタテインメント)。
「アイアイ」が終わると、いつも「おさるのうた、もいっかい」の延々リピート。
たまには続きも聴かせておくれよ。
しかし、 UA の歌いかたを聴いてそだって、将来ふつうに歌えるのだろうか。
淡路島 SA で観覧車に。
いい眺め。
山の上に建ってるから、すげえ見晴らしがいい。
これは乗る価値あると思います。
「はしある」
橋がある。
「うみ」
海。
「ふねが、ひとつ、ふたつ、みっつ」
船が 3 艘。
「ママのほう、いけ」
ママのほうの窓から池が見える。
「くるまいっぱい」
駐車場に車がいっぱい。
イングランドの丘へ。
馬に乗ったり、羊をなでたり、スワンボートに乗ったり、コアラを見たり、バーベキューを食べたりで、大はしゃぎ。
馬券は 2 戦 2 敗で 6 万円のマイナス。
帰って絵本の観覧車の絵を指さして、「のったな」。
「いけ、あったな」
「いけ、あったな」
池がいちばん印象的だったらしい。
まあ、海も橋も近くにあるけどさ。
『色川武大 阿佐田哲也全集 10 』(福武書店)所収「ドサ健ばくち地獄」。
ばくちは強い者を攻めるべきではない。弱い者から順に攻める。大切なのは、その者を自分がいかに多く喰えるかだ。( 203 頁)
競馬みたいに直接だれかと張り合いしないタイプのギャンブルは一見そうでもないように見えるけれども、でも実際の相手は胴元じゃなくて隣りの誰かだ。
オッズが鍵になる。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/05 fri
実家の近くのユニクロに行ってみたら、荒木飛呂彦先生デザインの T シャツは当然のごとくぜんぶ売り切れだった。
くやしいなあ。
あれを着て歩く勇気はないけど、いちおうは欲しい。
和菓子屋さんでちまきを購入。
「 PRIDE 無差別級グランプリ 2006 」、 2ndROUND が楽しみになった。
待ちきれないくらいに。
『色川武大 阿佐田哲也全集 10 』(福武書店)所収「ドサ健ばくち地獄」。
ばくちというものは、その人間の威勢がものをいうので、落ち目になると、実力以下の戦いしかできないのである。( 137 頁)
ボクだって、毎月のこづかいから買わなきゃならないなら、もっともっと弱くなると思う。
ビール 3.5 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/04 thu
『色川武大 阿佐田哲也全集 10 』(福武書店)所収「ドサ健ばくち地獄」。
賭博者にとって、金は生命よりも大事のはずである。無計画な支出は、一銭でも防止しなくてはならない。
にもかかわらず、一歩、ばくち場に入ったら、お金は鼻ッ紙と思う必要があるのである。生命より大事のお金を、鼻ッ紙だとわりきって、勝負所には惜しみなくつぎこまなければならない。鼻ッ紙と思えるかどうか。( 128 頁)
株とかもそうだと思うんだけど、インターネット上でやり取りできるようになって、金を金と思わないでいることがたやすくなってると思う。
とてもありがたい。
ビール 3 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/03 wed
『 best 』クラムボン(ワーナーミュージック・ジャパン)。
クラムボンなんかは MDR-Z900 のほうがずっといい。
ボクは音楽はすべからくできるだけいい音で聴くべきだと思ってるほうだけれど、クラムボンなんかはわけてそう。
あのクリアさをできるだけ損なわないように。
帰省。
そんなに混んでない。
『ポンキッキーズ・ベスト 30 』(ポニーキャニオン)。
「はたらくくるま 2 」と「まる・さんかく・しかく」が大好き。
とくに「はたらくくるま 2 」はふだんからよく歌ってる。
「ぱとろーるかー ! 」。
『キルケゴール著作集 1 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(上)」、読了。
同書読了。
ただひとり自分だけにゆだねられて、彼は広い世界のなかに立ち、結びつくべきいかなる現在も持たず、彼の過去はまだきていないがゆえに、あこがれうる過去も持たず、彼の未来はすでに過ぎ去っているがゆえに、希望しうる未来も持たない。( 354 頁)
他者性からの絶対的な後退。
しかし、それゆえにこそありえるある種の萌芽。
ビール 3 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/02 tue
市内の電気量販店をのぞいてみてたら、 SONY の MDR-Z900 が 12800 円で売ってた。
定価は 26000 円以上するやつだし、これは安いんじゃなかろうか。
ここ何年かヘッドホンはは同じく SONY の MDR-CD370 という実売 3000 円ちょっとくらい(だったと思う)のを使っててその音質に不満を持ってたんで、これはちょうどいい巡り合わせなのかもしんないなんて思ったり。
試聴してみたところ、並べて置いてあった MDR-Z700DJ とか MDR-F1 よりもいい感じ。
情報量が多いし、鳴りも大きい。
ちょっと調べてみたところ、新製品として MDR-Z900HD というのが出たんで値下げしてるらしい。
まあ旧製品でもこの音がこの値段ならいいやと思って買うことに。
いちおう店員さんを呼んで値引き交渉。
今日きめるならあと 1000 円下げるとのこと。
即決。
『 MDR-Z900 』( SONY )。
で、帰ってきて聴き較べてみたところ、当たり前なんだけど MDR-CD370 とは雲泥のちがい。
情報量の差が大きすぎる。
ただまあ、競馬予想しながらとか、このメモを書いたりとか、ながら聴きするには MDR-CD370 のほうがいいかも。
あれぐらいの音のほうが音楽に集中しすぎずにすむんだよな。
『キルケゴール著作集 1 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(上)」。
彼の希望は再三再四幻滅になるが、それが幻滅になることによって彼は、そうなるのは目的がさきの方へおしやられることに原因があるのではなく、自分がすでに目的を通り過ぎていて、それがすでに体験されたか、あるいは体験されたはずであって、したがって回想のなかに移動してしまったことに原因があるのを発見する。他面に、彼はつねに希望すべきものを回想する。なぜなら、彼は未来のものをすでに精神のなかで受取り、すでに精神のなかでそれを体験したのであって、この体験を希望する代わりにそれを回想するのである。だから彼の希望するものは彼の背後にあり、彼の回想するものは彼の前方にある。彼の生はうしろ向きではないが、二重の意味であべこべである。( 352 頁)
ここに自覚がともなうと、静止した地獄が内面にもたらされる。
彼は一般に分別をそなえた者とみなされるという名誉を受けるのだが、彼自身は、実際に自分がどうなっているかをたった一人の人間にでも説明しようとしたら、狂気だと宣告されるだろうことを知っている。こういうことのために狂気になることもありうるのだが、彼はそうはならず、それこそ彼の不幸なのである。( 353 頁)
『死刑執行中脱獄進行中』荒木飛呂彦(集英社)。
ちかごろ素直に「荒木先生、天才 ! 」とか思えるんだよな。
いやまあ、天才は言いすぎだろうけど。
ビール 2 リットルと睡眠薬 1/4 錠。
05/01 mon
公園へ。
「まてーっ ! 」と叫びながら、鳩の群れを追いかけてる。
飛んで逃げるのが楽しいらしい。
ところが、ここの公園の鳩は人擦れしてるのか逃げてくれないときもあって、そんなときは「
まてぇ」なんて小声になって追いつかないように追いかけてたりしてて、それがまた可愛い。
置いてある古い汽車に乗ってみたり。
白鳥を見て、「はくちょうのおかあさん、いる」。
「あかちゃんはどこ ? 」というので、いっしょに探しにいったり。
とにかくたくさん歩いた。
和菓子屋さんで、お茶のセットを。
作法をしらないと、こういうとき恥ずかしいな。
『キロロのいちばんイイ歌あつめました(初回盤)』 kiroro ( VICTOR )。
なんとなく買ってみた。
車でかけたら同乗者がみんな熟睡してた。
『キルケゴール著作集 1 』浅井真男訳(白水社)所収「あれか、これか第 1 部(上)」。
それに反して、幼年時代が本来の意味も持たずに通り過ぎてしまったために、みずからは幼年時代を持たなかったような人間を私が想像していて、この人がいま子供たちの教師などになって、幼年時代にあるあらゆる美しい点を発見し、かくて自分の幼年時代を回想しようとし、つねにその時代に回顧の眼をそそごうとするとすれば、その人はおそらくまことに適切な実例になるだろう。( 351 頁)
不幸な人間というものの実例。
親にしろ教師にしろ、こういう人は一見しあわせに見えるだろう。
『ジョジョの奇妙な冒険 Adventure.1 ―悪霊―』(ハピネット・ピクチャーズ)。
ジョジョ、アニメでも見てみたり。
ビール 2.5 リットルと睡眠薬 1/4 錠。