07/31 sun
またまたたらいうどんを食べに。
こんどは屋外の座敷で。
焼き鳥をいっぱい食べてる。
馬券は 1 戦 1 勝で 2 万 3 千円のプラス。
振り込んだ。
つまり、行くと決めたことになるわけで、迷いからは解放された…のかな。
『奇蹟』中上健次(朝日新聞社)、読了。
イクオは物を言いたくなかった。まもなくカドタのマサル直系の若衆らが女を連れて砂利浜にやってくると言い、木刀を振り廻し、こう殴りつける、こう若衆らを圧さえつけると黒い覆面をつけ、十歳の子供さながらチャンバラをやりはじめた三人を相手にせず、イクオは砂利浜に打ち寄せる波音に耳を澄まし、光を撥ねる海を見、祈るような気持ちで禍事は全部自分が引き受けると独りごちる。( 230 頁)
この気持ちと現実との、いつからかどこからか起こった齟齬。
そして、解決にならない解決。
それにしても、この小説はほんとうに凄い。
読めよ。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/30 sat
『奇蹟』中上健次(朝日新聞社)。
キミコは明るい外に立ったイクオが変わるのを見ていた。ヘヘのところへ行こうか、とイクオの信じられぬ声を耳にした時、兄のイクオは白っぽかった。裏の戸口の向こうに広がった畑の緑や柿の木の葉の光を受けて、イクオは透明な感じだった。キミコの眼に、イクオは信じられないほど美しかった。それがキミコの聞き間違いで、兄のイクオが言ったのは、妹の自分を家に連れて行き、死人を見せていたぶったヘヘの親の元へ怒鳴り込みに行こうという事だったと気づいて、白っぽい印象のイクオの姿が光を撥ねる。兄のイクオが光りながらそこに居て自分を救けてくれると思い、川で溺れかかってイクオの腕に取りすがった時のように、太い腕や厚い胸を持った屈強な若者だった事に気づいた。
キミコは混乱し、声を上げて泣いた。( 199 頁)
イクオのこの多面的な姿。
それを描けるようになったことは大きい。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で昼寝。
『てん、』クラムボン。
すごいね。
音楽はいいね。
濃霧のため、夜勤は中止。
ビール 2.5 リットルと睡眠薬。
夜勤のつもりで昼寝したもんだから、眠れやしねえ。
07/29 fri
ビール 1 リットルと睡眠薬。
『奇蹟』中上健次(朝日新聞社)。
オリュウノオバは礼如さんに訊いた。牛馬を屠り、肉を切り、皮を剥ぐ者らは殺生の罪があるのか。肉を食い、皮の靴を履いた者に罪があるのか。
礼如さんは罪があると言った。
では、牛馬を屠殺し、肉を切り、皮を剥いだ者は、肉を食い、皮の靴を履いた者より罪が深いのか。
( 67 頁)
この普遍的で根源的な問い。
ビール 2 リットルと睡眠薬で昼寝。
夜勤。
07/28 thu
『奇蹟』中上健次(朝日新聞社)。
タイチが浜五郎の息子の目を潰したのは、人の上に立って闘う性として生まれついたタイチが本能のおもむくまま果たした、路地の三朋輩の威力を無視しかかったカドタのマサルと浜五郎の連合勢力への挑戦だった。( 30 頁)
秩序の維持として発揮される《闘いの性》。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で昼寝。
夜勤。
07/27 wed
香椎由宇ちゃんって、朝から肉くってそうな気がする。
あくまで MUSIC ON TV! の「ナンバーワン TV 」を見ての印象だけど。
ものすごく濃密な感じなんだよな。
『奇蹟』中上健次(朝日新聞社)。
オリュウノオバはいつも女の腹から顔を出す子に言った。どんな形でもよい。どんなに異常であっても、生命がある限り、この世ででくわす最初の者として待ち受け、抱き留めてやる。仏が生命をつくり出す無明にいて、人を別けへだてし、人に因果を背負わせる悪さをしても、オリュウノオバは生命につかえる産婆として、愉楽に満ちたこの世のとば口にいてやる。( 15 頁)
肯定する力。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/26 tue
台風…は来なかった。
これでいいんだろうね。
おかげでというか、なぜだかというか、仕事も午前中で終わったし。
ビール 1 リットルと睡眠薬で昼寝。
3 時間ほど熟睡できて、ずいぶん体力が回復した感じ。
姪っ子もいっしょに、 4 人で夜の空港へ。
びっくりしてる。
『定本 柄谷行人集 2 日本近代文学の起源』柄谷行人(岩波書店)、読了。
ユートピアを構想する者は(そのユートピアでの)独裁者だと、ハンナ・アーレントがいっているが、「真の人間」「真の子ども」を構想する教育者・児童文学者はそのような "独裁者" でしかありはしない。しかも、いつもそのことをまったく意識しないのである。( 189 頁)
「子どもらしさ」とかいうひとは。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/25 mon
朝から体が重い。
風邪がなおりきってないのが見え見え。
きついよ。
帰ってきて熱をはかってみたら、 37 度 5 分。
うーん、過労…ではないか。
休み中に遊びすぎたかな。
『定本 柄谷行人集 2 日本近代文学の起源』柄谷行人(岩波書店)。
ところで、『蒲団』では、まったくとるにたらないことが告白されている。たぶん花袋はこんなことよりももっと懺悔に値することをやっていたはずである。しかし、それを告白しないで、とるにたらないことを告白するということ、そこに近代小説における「告白」というものの特異性がある。( 103 頁)
『こゝろ』という作品は、前もってのそれへの批判でもある。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/24 sun
FOMA にしてた。
来月からパケ・ホーダイらしいんで、子どもを寝かしつけながらインターネットができそう。
子どもが生まれてからパソコンの前にすわる時間がほとんどなかったみたいだから、これでちょっとはその替わりになるといいな。
『ラブレター』曽我部恵一。
おととい届いてた曽我部からのラブレター、今日になってそっとあけてみる。
自由で、いいね。
ROSE RECORDS を設立してからの曽我部は、ほんとうに軽快。
もちろん、いろんな代償もはらったんだろうけれども。
でも、ボクは『瞬間と永遠』のほうが好きかも。
『定本 柄谷行人集 2 日本近代文学の起源』柄谷行人(岩波書店)。
自分の夢の中で兄を殺したのだとすれば、ありふれている。それが夢なのか現実なのかはっきりしないとしても、やはりありふれている。ここに書かれているのは、それとはまったく異質なのだ。彼は兄の夢の中で兄を殺したのである。( 124 頁)
志賀…。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/23 sat
午前 3 時起床。
疲れがぜんぜんとれてねえ。
二度寝しようと思ってたんだけれども、ぐずぐずしてるうちに朝の 7 時になっちゃって、起きてきて靴をもって泣くので、ふたりでさんぽ。
どうせならということで、車で空港まで行って、飛行機見物。
ゆびをさしながら、ずっと「ぶーん」といってる。
妻も合流して、 DOCOMO ショップへ。
携帯の液晶が壊れたので、新しいのを買うそう。
『定本 柄谷行人集 2 日本近代文学の起源』柄谷行人(岩波書店)。
この人物は、どうでもよいような他人に対して「我もなければ他もない」ような一体性を感じるが、逆にいえば、眼の前にいる他者に対しては冷淡そのものである。( 24 頁)
こういうひと、よく知ってるよね。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/22 fri
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「正宗白鳥の作について」、読了。
同書読了。
從つてこれらの作は、兩者の自己發見を語る代表的作品であり、その本質的性格を想へば、これが英文で書かれたといふ事など二の次の事だ。( 415 頁)
内村鑑三と岡倉天心の英文で書かれた著作について、小林秀雄はこう語るんだけれども、これは徹底的な欺瞞だ。
英文で書かれたという事実こそが、これらの作品の《本質的性格》を規定している。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/21 thu
午前 2 時。
ドリスタンのおかげでか、すこしうとうとしたらしい。
汗もすこしかいてる。
熱をはかったら 38 度。
ほっとした。
朝になって 37 度 2 分までさがってくれたものの、座ってるのもしんどい状態なので仕事は休ませてもらうことに。
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」、読了。
哲學的直觀とは、或る根源的な觀念といふやうな言葉ではなく、意識の直接與件を保持しようとする現實の努力なのだ。意識が、外界に向かつて身體の動作によつて己れを現さんとする自然的な傾向に抵抗する努力なのである。 ( 372 頁)
意識の固定ではなく、姿勢の持続。
ビール 1 リットルと睡眠薬。
07/20 wed
きょうは暑い日という予報だったんだけど、働いててもあんまり暑くない。
というか、 15 時をすぎるころには寒気までしてきた。
からだの節々も痛い。
熱 ?
とりあえず仕事は最後までやったものの、帰り道はふらふら。
歩いててもなかなか前にすすまない。
ようやく部屋にたどりついて、体温をはかってみたら 38 度 9 分。
うーん。
横になったが最後、うごけず。
汗も一滴も出ない。
仕事の途中までは汗だくだくだったのに。
寒いんだか暑いんだかさっぱりわからず。
眠いんだけど、しんどすぎて眠れない。
気息奄奄。
眠りにおちる直前のような脈絡のない思考がずっとつづくのが面白くて、それとあと、アイスノンの冷たい感覚がなぐさめ。
さすがに今日は飲めず。
飲まなくても酔ってるようなもんだし。
睡眠薬も飲まなかった。
この状態で睡眠薬は、さすがに命の危険を感じて。
07/19 tue
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
カントは、科學の正當性を保證する爲に、理性のクリティックを、理性の權限の確定を必要とすると考へた。その結果、科學の合理性は、觀測對象の合理的な性質なり構造なりに決して由來するのではない、觀測者の理性の先天的な形式に由來するといふ、全く獨創的な見解に達した。 ( 347 頁)
理性って、生の必要のためのもんなのかね。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/18 mon
はじめての海水浴。
だけど、波がたかすぎ。
浮かんでられるような状況じゃない。
風がつめたくもなってきてたし、ちょっとつかって、あとは砂遊び。
また来よう。
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
相對性理論は、物質世界の構造に關する、ベルグソンが言ふ「ニュートン力學」の前進が遂に到達した、デカルト的メカニスムの完全な證明」なのである。アインシュタインはデカルトの「後繼者」なのだ。 ( 346 頁)
《相対性理論》の《絶対性》。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/17 sun
アンパンマンミュージアムへ。
高知道の南国 IC の手前で、 前の前を走っていた RV 車がパトカーの餌食に。
130 キロちかく出てたかな。
ご愁傷さま。
というか、ボクも気をつけないと。
帰ってきて調べてみたら、あのあたりは移動オービスでの取り締まりが多いらしい。
ヤバいよな。
アンパンマンミュージアムは、まわりの自然とうまく融合した、なかなかいい施設でした。
外の草地でご飯たべたりするのが気持ちいい。
草丈の長いところではまだ足をとられてこけちゃうけれども、そのたびに起き上がってはまた歩いて、こける。
ミュージアムの中でも大喜び。
「パンッ ! 」「パンッ ! 」と指差しながら、なんどもぐるぐると。
馬券は買わず。
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
生きるとは、精神的に生きる事でも身體的に生きる事でもない。兩者の關係を生きる事だ。( 298 頁)
《生の哲学》。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/16 sat
仕事。
仕上げてしまおうと思ってやったものの、終えられず。
どっと疲れが。
馬券は買わず。
競馬新聞すら買わず。
遺骨に向かって「元気ですか〜っ ! 」って、んな。
元気なわけねーだろ。
だいたい、橋本が苦しくなった原因の何割かは猪木にもあるってのに。
とかいいつつ、そういう猪木の暗黒さに、ついつい惹かれてしまうのでもあるけれども。
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
もともと、神經系は、表象の爲といふより、外からの通信を媒介し、これを遲延させる爲に、つまり行動の或は意志の非決定の爲に作り出されたと言つた方がいゝものなのだ。 ( 290 頁)
合理的すぎる気もするけれど。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/15 fri
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
私達が、私達の肉體といふ現實の活動の周圍に知覺する事物は、私達の可能的行爲の姿である。 ( 290 頁)
こういうオリジナリテあふれる思想にふれたときの動揺ったら。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/14 thu
MC 後のインプレッサをはじめて横からみたんだけれども、あのフロントオーバーハングはものすごいね。
どう言い訳しても、あれは運動性のうえで、やっぱり不利でしょ。
進化の袋小路。
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
從つて、ベルグソンの言ふイマージュとは、かくかくと知覺される、或は知覺され得る限り、事物自體の直接經驗を暗示するものであり、事物のどんな説明でもない。 ( 267 頁)
物自体という空想をはなれて。
イマージュは、全實在ではないが、私達が實在に直接觸れてゐる、即ち私達も實在の一部を成してゐる事は、はつきり語つてゐるものだ。 ( 267 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/13 wed
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
哲學者が、未だ何も決定的な主張を持たぬ場合、彼が先ず最初に打つ手は、幾つかの事物を決定的に放棄するといふ事ではないか。 ( 256 頁)
主張より否定に本質がある。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/12 tue
『小林秀雄全集別卷 1 感想』(新潮社)所収「感想」。
誰でも氣附いてゐる筈だが、日頃なじんでゐる言葉が、これに注意を固定すると、忽ち異樣な性質を帶びて來る。新しい言云葉のやうに見えて來る。實際、新しい言云葉なのである。( 239 頁)
これを他人に対してやれる人間を詩人という。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/12 tue
夜中にボクのうえに乗ってきた。
なぜかボクの胸をさわってる。
まちがえてるのかな。
いとしい、いとしい。
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
ヘシオドスは、まず一方の争いの女神を、邪悪な女神と呼び、次にまた、猜忌、怨恨、嫉妬として人間を行為、しかし破壊的闘争の行為へではなく、競争の行為へと刺激する他方の争いの女神を、善良な女神と呼んでいるのである。( 324 頁)
《猜忌、怨恨、嫉妬》を恵みであると感ずるこのことは、逆の意味においてすら《転倒》ともよべないくらいに遠い。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/11 mon
夜中や明けがたに目がさめると、たまにボクの顔をぺちぺちたたく。
目を開けると、なっとくして自分は寝ちゃう。
可愛いなあ。
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
この崇高な巨匠は己が管弦楽(オーケストラ)のこよなく精神のこもった全音響を憧れ求めて、言葉ではなく、しかし「さらに快い」声を、概念ではなく、しかし極めて熱烈で歓喜に満ち溢れた音を、掴み取らんとしたのである。( 306 頁)
中村君は、声から言葉に行っちゃった。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/10 sun
たらいうどんを食べに平谷家へ。
焼き鳥丼をぱくぱく食べてる。
やっぱり、味つけが濃いほうがおいしく感じるのかな。
うどんもぱくぱく。
でも、いちばんたくさん食べたのはバナナ。
帰り道にあった温泉でひとっぷろ。
初温泉は、ママと。
馬券は 1 戦 1 敗で 1 万円のマイナス。
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
感情を音楽の作用として獲得する者は、これらの感情においていわば一つの象徴的な中間領域を得る。この領域は彼に音楽の予覚を与えることはできるが、しかし同時に彼を音楽の最奥の神域から閉め出すのである。( 303 頁)
予感すら得られない人は。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/09 sat
馬券は買わず。
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
概念は記憶された象徴である。( 256 頁)
ただし、記憶 B としての。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/08 fri
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
崇高と滑稽とは、美的仮象の世界を一歩超え出たものである。というのは、この両概念のなかにはともに一つの矛盾が感得されるからである。他面またこれらの概念は、真理とは決して一致しない。これらは真理の被覆であって、この被覆は美よりも透けてはいるが、しかしやはり被覆たることには変わりはない。( 245 頁)
真理と美との《中間》。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/07 thu
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
徳が知であるとすれば、有徳な主人公は弁証家でなければならない。全く未発達な倫理思想の異常な平板さと貧寒さのため、倫理に関して弁証する主人公は余りにもしばしば道義的卑俗性と俗物性との布告者として現われる。( 240 頁)
もちろん、これに抗おうとして反倫理的な主人公を持ち出せば、道義的卑俗性がさらに強調されるだけである。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/06 wed
100s 「 The Tour of OZ 」高松オリーブホール。
ほんとにすごいライブだった。
前回のツアーのときより、ずっとずっと良くなってた。
神様が降りてきてるんじゃないかと思った瞬間が何回かあったくらい。
「犬と猫」をはじめて聴いたときのあの衝撃と、あれからの 8 年を思って、ちょっと泣きそうになってしまったりもして。
もう 8 年 !
まだ 8 年 !
あらためて、天才だなあと思う。
しかも、持ってる才能をまだまだぜんぜん使い切っていない、そんな底の知れない天才。
まわり道をする人なんで、完成するのはまだまだ先なんだろうな。
あ、あと、あいかわらず MC は寒くて痛々しいんで、前より短くなっててほっとした。
ライブ終了後、 T シャツを買ってたら物販に小野さんと町田さんが。
手を振った妻に手を振り返してくれてました。
ライブ中にも思ったけど、小野さんかっこいいね。
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
しだいにあらゆる人物が、その語るに際してあまりにも才気や明快さや透徹さを発揮しすぎるようになり、そのため、事実、ソフォクレスの悲劇を読むと、混乱を惹き起こす一つの全体的印象がわれわれに対して生ずる。われわれには、あたかもこれらの人物が破滅したのは、悲劇的なるもののためではなく、論理的なるものの異常発育のためであるかのように思われる。シェークスピアの主人公たちの弁証の仕方がこれとはいかに異なったものであるかを試みに比較してみるがよい。彼らのすべての思考と想像と推論の上には或る種の音楽的な美と内面化が注ぎかけられている、これにたいして後期のギリシア悲劇では様式のはなはだ危惧すべき二元性が支配している、すなわち、ここでは音楽の威力が支配し、かしこでは弁証法の威力が支配するのである。( 239 頁)
たぶん、自然というものへの認識の違い。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/05 tue
『クルマはかくして作られる』福野礼一郎(二玄社)。
この本を読むと、センチュリーが欲しくなる。
同僚 T 君がセンチュリーを買ったときはうらやましくもなんともなかったんだけど、いまはちょっとうらやましい。
『悲劇の誕生(ニーチェ全集 2 )』塩屋竹男訳(ちくま学芸文庫)。
古代悲劇の初期の発展段階で目指されたのは、行為(ハンデルン)、すなわち drama (ドラーマ)では全くなく、忍受、すなわち pathos (パトス)であった、とら言い得る。( 228 頁)
かといって、いまさら《行為》なき芸術を目指してももう遅い。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/04 mon
『定本 柄谷行人集 2 隠喩としての建築』柄谷行人(岩波書店)、読了。
守銭奴(貨幣退蔵者)の蓄積と資本家の蓄積は、つぎの点でちがっている。貨幣退蔵者が「多く売って少なく買い」、流通過程からたえず脱落しようとするのに対して、資本家は、 G-W-G' という、実現の困難な運動に積極的にとびこんで行かねばならないからである。( 217頁)
もちろん、どちらも強いられた態度である。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/03 sun
払い戻し窓口にならぶ夢。
馬券は 1 戦 1 敗で 1 万円のマイナス。
これは外れてうれしい馬券。
270 万の払い戻しを受ける夢をみたあとで、単勝 5 倍を 1 万円あててもしょうがないじゃんね。
そのうち正夢にするさ。
『定本 柄谷行人集 2 隠喩としての建築』柄谷行人(岩波書店)。
従来の内省において、自己は暗黙に一般的な自己でありその特殊であるとすれば、デカルトのコギトは、そうした回路からはずれた単独的な singular な私である。したがって、彼は、神の証明を必要とする。ところが、コギトから出発して神の存在を証明することは背理である。それは循環論であるほかない。( 195 頁)
読んでると、証明しなくてもいいじゃんって気にさせられるんだけどね。
デカルトはおもしろいよ。
デカルトにとって、 "精神" とは、たんに「考える」ことではなく、「考える」ことが共同体の規則に従っているだけではないかと「疑う」ことであり、すなわち共同体に対して外部的であろうとする実存である。しかし、デカルト自身がそれを貫徹しなかった。( 200 頁)
なにげなく付けてたスカパーで民生と呼人のライブ。
最後の「モニカマン」で爆笑。
バカだなー。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/02 sat
馬券は買わず。
38.3 ℃の熱。
小児科へ。
元気があるのが救い。
『定本 柄谷行人集 2 隠喩としての建築』柄谷行人(岩波書店)。
彼は、音声中心主義・ロゴス中心主義的な思考をただちに斥けるのではなく、それに即して、それが「差延」の隠蔽にあることを示す。このディコンストラクションと呼ばれる姿勢は、いわば「ラッセルを内側から攻撃した」ゲーデルと類似している。したがって、デリダの方法はつねに一種の「証明」という形をとる。彼は、哲学的言説そのものがたえずはらむ形而上学的装置に抗おうとする。しかし、「証明」こそ、プラトン以後の形而上学の根底にあるものだ。( 184 頁)
デリダをちゃんと読むときはくるかな。
10 年以内には読みたいな。
「競馬予想 TV 」を流しながら、ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/01 fri
MC 後のインプレッサとすれちがう。
WRX じゃない、ふつうのスポーツワゴン。
写真で見たときほどの異和感はなくて。
地味に変。
両方のてのひらがトゲだらけ。
毛抜きで抜けないのはカッターで切開して摘出。
『定本 柄谷行人集 2 隠喩としての建築』柄谷行人(岩波書店)。
実際はこうなのだ。たとえば、私が、ある言葉の「意味」を知っているかどうかは、私がその言葉の用法においてまちがっていないと他者(共同体)にみとめられるか否かにかかっている。もしまちがっているとしたら、他者は笑うか、「違う」というだろう。そのとき、私は「規則にしたがっていない」とみなされる。しかし、そのとき、他者もまた規則を積極的に明示できるわけではない。彼はただ「否」としかいえないのである。( 181 頁)
共同体の成員として、はみだして存在しているかどうかということも自分では決定できない。
ビール 2 リットルと睡眠薬。