
07/31 sat
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で朝寝。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で昼寝。
馬券は買わず。
『枯木灘』中上健次(河出文庫)。
海は秋幸をつつんだ。秋幸は沖に向かった。波が来て、秋幸はその波を口をあけて飲んだ。海の塩が喉から胃の中に入り、自分が塩と撥ねる光の海そのものに溶ける気がした。空からおちてくる日は透明だった。浄めたかった。自分がすべての種子とは関係なく、また自分も種子をつくりたくない。なにもかもと切れて、いまここに海のように在りたい。透明な日のように在りたかった。それは土方をしている時と一緒だった。( 163 頁)
なにもかもと切れたい、と時に思う。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/30 fri
『枯木灘』中上健次(河出文庫)。
「うちは知らんよ」とさと子は言う。「今さら親や言われても困るし」
「おれもそうじゃ」秋幸は坐ったまま言った。
「ようわかる」男は言う。
「なにがよ」さと子は言った。「なにがようわかるんよ、なんにも知らんくせに。うちが何しとるんか知ってるん、パンパンしとるんよ。お母ちゃんかて齢やから、パンパンして金かせいどるんや」さと子はふんと顔をあげ、コップの酒を飲んだ。秋幸が飲むな、と制した。さと子は「なんじゃあ」と男のように秋幸に言った。「兄貴づらさらすな、人をよってたかって踏んだり蹴ったりして。自分一人何にもせんという顔して」( 146 頁)
姉たちとも兄とも 20 年以上会ってない。
最後にあったときは、まだ自分の姉だとも兄だとも知らなかった。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/29 thu
切手をなめるしぐさって、すごい可愛いのな。
『枯木灘』中上健次(河出文庫)。
風が吹く。それはまったく体が感じやすい草のようになった秋幸には突発した事件のようなものだった。現場の渓流の下手から、風は這い上がり、流れを伝い日で焼け始めた石の上を走る。道路脇の草をゆすり、人夫たちの体を舐める。山の梢が一斉に葉裏を見せ、音をたて、身もだえる。
木々の梢、葉の一枚一枚にくっついた光がばらばらとこぼれ落ち、秋幸はそれに体をまぶされたと思った。汗が黄金と銀に光って見えた。( 107 頁)
美文といわれる作家の文章とも官能的といわれる作家の文章ともほど遠いこの文章。
しかし、ここにこそ官能的ともいえる美しさがある。
文章を書くものは、すべて中上健次に嫉妬すべきだ。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/28 wed
『枯木灘』中上健次(河出文庫)。
秋幸の鼻に化粧のにおいがし、そして秋幸はさっきまで汗にまみれて働き、その体に縮みのシャツをはおっていかにも土方でございという姿で来た自分と、自分の体からにおいたてているのだろう汗のにおいを恥じた。( 88 頁)
外部性。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/27 tue
道具を洗おうとして近くにあった農業用水の栓を開いたら、ホースから 1000 匹くらいのメダカの死骸と何尾かのザリガニの死骸が腐った水と一緒に吹き出した。
腐臭とは、こういうもんか。
とうぶんシラスは食えねえな。
『枯木灘』中上健次(河出文庫)。
戦争に行ったからには勝たなければ嘘だと思っていた。殺されるよりは殺したほうがいい、と思っていた。( 35 頁)
この論理ともいえない、でもたしかな論理に勝てる論理なんてあるのか。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/26 mon
『中上健次全集 3 』(集英社)所収「岬」、読了。
誰かが、背後から彼をみている気がした。その眼を石で潰してやる、そう思った時、彼の手はドアをあけていた。( 239 頁)
この禍々しさ。
禍々しいのは、眼だ。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/25 sun
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で朝寝。
馬券は 2 戦 2 敗で 2 万円のマイナス。
『中上健次全集 3 』(集英社)所収「岬」。
彼は、以前、やはりあのように、母が怒り、きびしくはねつけた事を思い出した。その時は、兄だった。「殺したろか ? 」と兄は言った。すかさず母は、「おう、殺してみよ。殺すんやったら殺せ」と答えた。「腹を痛めて産んで、身を粉にして育てた子に、ちょっとは楽に暮らして行きたいと思たら、殺されるんか」母は言った。それから、殺すことも、刃物を振り上げて暴れることもできなくなった、酔いがさめかかっている兄に、「お前のような子供は知らん。この土地でくだくだするのも見たない。一人前の男になっとるんやったら、女を町で引っかけて、飯場へでも行ってこい」と追い打ちをかけた。彼は、いまでも、その母を覚えている。兄が帰った後、母は泣いた。( 220 頁)
どうしよう。
どうしようもない。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/24 sat
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で朝寝。
馬券は買わず。
『中上健次全集 3 』(集英社)所収「岬」。
「苦労は誰でもせんならんもんや」ぶっきらぼうに母が言った。( 217 頁)
ボクは苦労なんてしたことないからなあ。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/23 fri
『中上健次全集 3 』(集英社)所収「岬」。
「母さんから、毎月、きまって手紙来るもん。母さんが字をよう書かんから、人に頼んで書いてもろて、それが、むつかしい漢字いっぱい使った手紙で。わたしが、また、むつかしい字なんぞ読めんから、寮の友達に頼んで読んでもろて。何の手紙やろと思ったら、はいけい、ばんしゅんのこう、あなたさまはいかがおすごしですか、といまでも覚えとる。何の事やろ、と思たら、つまり、金送れや。羞かしてしょうない。手紙来るたんびに、寮の友達に読んでももらわんと、すぐ金送った。金送らんと知らん顔してたら、ハハキトク、アニキトク、ミエキトクと電報がくる」( 211 頁)
あとになって笑える話なら救いがある。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/23 fri
『中上健次全集 3 』(集英社)所収「岬」。
土方は、彼の性に合っている。一日、土をほじくり、すくいあげる。ミキサーを使って、砂とバラスをセメントを入れ、コンクリをこねる時もある。ミキサーを運べない現場では、鉄板に、それらをのせ、スコップでこねる。でこぼこ道のならしをする時もある。体を一日動かしている。地面に坐り込み、煙草を吸う。飯を食う。日が、熱い。風が、汗にまみれた体に心地よい。何も考えない。木の梢が、ゆれている。彼は、また働く。( 189 頁)
ひさしぶりに読み返してみて思う。
日本の近代文学のなかで、やっぱり中上健次は屹立している。
これほど知的な作家はいない。
枯木灘へ、はやく。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/22 thu
『中上健次全集 3 』(集英社)所収「岬」。
汗が出た。まだ塩辛かった。いつも掘り方の時、塩辛い汗が出る間は、息をするにも力がいった。それが、水のようになってしまえば、体は嘘のように楽になった。( 179 頁)
そうそう、そうなんだ。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/22 thu
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)、読了。
人間は諸関係の中で死ぬのである限り、死ぬ自由などありはしないと思った。死のうとする意志がどうしようもなくあるのは認めるが、死ぬ自由などないのである。( 299 頁)
こう書く中上健次はまっとうだ。
でも、つづいて次のように書くとき、もっとまっとうだ。
その考えは、ぼくの倫理でもあるが、ぼくはその時、奇妙なことに、なにひとつまっとうな人間としてものを考えようとしないやつらは、生きてても目ざわりになるから首でもくくって死ね、そうすれば皮でもはいで肉を犬にでもくれてやる、と思ったのだった。おもしろい反応である。( 299 頁)
ビール 2.5 リットルと睡眠薬。
07/21 wed
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
故郷は暴力であり、「関係」も暴力である。( 286 頁)
ここに、こうして、あるということはなんて暴力的なんだろう。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/20 tue
取り引き先の人材派遣会社の社長が過去の人生について語ってくれた。
それなりにいい話だったんだけれど、おそらく「自業自得」といいたかったであろうところで「自給自足」といいくさったので、話の後半は笑いがとまらなかった。
あんたが悪い。
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
子供より親が大事と言ってみたほうがいい。親より子供が大事という気持ちの裏に、ちょうど同じくらいの大きさで、子供より親が大事という気持ちがあるのを知っていて知らないふりをしているのだ。( 275 頁)
たとえば、つぎのような話を読むとき、なにかにつきはなされるような気がする。
昔、盗賊がつかまった。赤ん坊を一人つれていた。釜ゆでにされた。湯が熱くなった。それでも子供だけは守ろうと上に差しあげていた。湯はますます熱くなった。釜が素足に耐えられないほど熱い。その盗賊は、それまでの殊勝な態度をふりすてて、自分の足の下に赤ん坊を敷いた。子供など、どうでもいいのだ。( 275 頁)
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/19 mon
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
今日、立川の検察庁まで行ってきた。酒をのんでいて、それで感覚が狂ったというわけでもないのに、制限速度三十キロのところを八十キロでとばしていた。八十キロを出していると白バイの男に言われても、そんな覚えは全然なかった。( 200 頁)
無茶だなあ。
でも、なんか安心する。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/18 sun
大掃除。
3 人での生活のはじまり。
馬券は買わず。
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
日々生活し働いていて不快や憎悪を抱かぬ人間がいるはずがない。( 164 頁)
哀しいけど。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/17 sat
よその会社から応援にきてもらってる 19 才の男の子は、男前で、背が高くて、よく働く。
かわいいなあと思う。
なにより、素直なのがいい。
若くて素直っていうのは、なかなかいない。
ただのお人よしならよくいるけど。
自信がないとほんとうの意味で素直にはなれない。
ボクはそのくらいのころは、いまよりもっとひねくれてたなあ。
それにしても、高校時代は野球部のレギュラーで県大会の決勝までいったっていうその子がへばりこむくらいだから、やっぱりいまの現場はそうとうきついんだよな。
ボクも毎日くたくたで夜は 10 時には寝ちゃってる。
馬券は買わず。
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
結婚してから、羽田で働きはじめた。それが、二十三歳だった。足を洗う、改悛する、という言い方が当たっている。まっとうになる、まっとうになりたい、と思った。勤めはじめてすぐ、その自分の気持ちが、普通の労働者と違うところだと気づいた。実際、羽田での仲間、同僚たちは、まっとうになりたいなどとは思わないのである。( 90 頁)
そう、普通の労働者は、自分がまっとうでないのではないかなどという疑いはいだかない。
それが健康ということだろう。
まっとうになりたい。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/16 fri
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
昔もそうだが、いまも、太平洋一人ぼっちというたぐいの衛生無害の冒険が、これぞ若者のあるべき姿と、大人どもに宣伝されるたびに、反吐が出そうになる。不快になる。サハラ砂漠を一人で歩いていたとか、気球に乗ったとか。砂漠くんだりまで行くなら、いっそのこと、アラブゲリラにでも加われ、そう思う。砂漠くんだりまで行って、帰ってきて、手記でも書いて女子供をたぶらかして金もうけしようと言うのか。( 82 頁)
小学生が自転車で日本一周しに出発するところなんかが新聞にのってたりすると、無性に腹がたつ。
そんなもの、親か本人かが誰かに話さないかぎり取材がくるわけがない。
黙ってやれよ。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/15 thu
階段をのぼりおりできるくらいに回復。
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
そこにおいては、生れ、子供をつくり、死ぬ、という「人生の意味」が絶えず透けてみえた。やり切れなかった。そのやり切れなさを、過剰な労働によって打ち壊そうと思った。( 79 頁)
わかる。
でも、「過剰」を「過剰」と意識しているかぎり、《物の世界》に定着できているわけではない。
そこで引き裂かれるからこそ、小説を書くんだろうけれども。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/14 wed
今日はさらに長い距離の急斜面、て。
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
上京して、長いこと、フーテン生活をして、物を書きながら、職を転々としてきた。職のことごとくが、肉体労働だった。そのどれにも、肉体労働ほど、人間の頭を試すものはないと思いしらされた。頭、それを知識と知性、心理と意識と言おうか ? 物といつも相対するわけである。土を一日ほじくり返す土方が、もし、いつも心理や意識の袋小路にはいり込んでしまうしかない人間だとしたら、何日それに耐えられるだろうか、と思うのである。そして、言葉を書かないアランやホッファとも言うべき人たちに、ぼくは、随分出会った。( 15 頁)
ボクも何人かそういう人に出会った。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/13 tue
やべっ。
膝の靭帯を痛めたかも。
昼休みに階段をのぼってみたら、一段のぼるたびに激痛が。
左膝を曲げられない。
でも、午後からも急斜面での仕事はつづく。
仕事が終わって帰ってきても、マンションの階段をのぼれない。
しかたないので手すりにすがりつつ、片足で。
『鳥のように獣のように』中上健次(講談社文芸文庫)。
一人の青年が、土方として、ここに在る。決して、それは、「いる」のではない。まず、肉体として、在る。汗を流す。ズボンの裏をひっくり返すと、体から流れ出た汗が、乾いてしまい、白い塩の結晶になってくっついている。また、働く。( 15 頁)
そう、《在る》。
そんで、ズボンの裏だけじゃなく、ズボンの表にも、革のベルトにも、塩の結晶が毎日いっぱいつく。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。
07/12 mon
宮参り。
『ツァラトゥストラ 下
(ニーチェ全集 10 )』吉沢伝三郎訳(ちくま学芸文庫)。
すなわち、称賛する者は、お返しをするような振りをするが、じつのところは、もっと贈与されることを欲しているのだ ! ( 46 頁)
自分のことをふりかえると、暗澹となる。
まあ、ニーチェだものね。
ビール 2.5 リットルと睡眠薬。
07/11 sun
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で朝寝。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で昼寝。
馬券は買わず。
網戸の張り替え。
『ツァラトゥストラ 下
(ニーチェ全集 10 )』吉沢伝三郎訳(ちくま学芸文庫)。
わたしは彼らに対して、一切の小さい癪の種に対すると同様に、いんぎんである。小さいことに対してとげとげしくするのは、ハリネズミに似合いの知恵であるように思われる。( 45 頁)
あの人なら、こういうことを教えてくれそうだな。
ビール 2.5 リットルと睡眠薬。
07/10 sat
ビール 2 リットルで昼寝。
馬券は買わず。
『ツァラトゥストラ 下
(ニーチェ全集 10 )』吉沢伝三郎訳(ちくま学芸文庫)。
かくて、わたしは自分自身の憎しみをすら憎んだ。なぜなら、それはおまえを汚したからだ ! ( 39 頁)
これは自己嫌悪じゃない。
そんなつまんないもんじゃない。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
競馬予想 TV を見なかったなあ。
07/09 fri
なぜだか、あんまり暑いとは思わない。
まだまだこれから、という意識のほうが強くて。
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
良心とは、一般に信じられているように「人間の中なる神の声」などではないということ――良心とは、もはや外部に向かって放電できなくなってしまったので方向を変えて内面へ向かうようになった残虐性の本能であるということ。( 154 頁)
これは後期フロイトの認識を完全に先取りしてる。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/08 thu
健康らしい。
安心。
ボクとおなじような似非関西弁をきくと、なんだか気分がいい。
友だちっていいな。
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
今まで人に然り(ヤー)と言われてきたすべてのことに対して、あきれはてるほど否を言い、否を行なう者が、しかもなお、いかに否を言う精神の反対たりうるかという問題。( 143 頁)
これを「舞踏」と呼んでも、「フットワークの軽さ」と呼んでも、どちらでもいい。
大切なのは《然り
(ヤー)》と唱えつづける運動だ。
根拠を拒否しながら肯定しつづけること。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/07 wed
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
ツァラトゥストラにあっては最も卑近な語、最も日常的な語がじつは前代未聞のことどもを語る。( 141 頁)
ほんとうの意味での哲学者というのは、そうだよね。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/06 tue
ていうか、「 STUDIO GROWN 」に太田莉菜ちゃんが出てないやん。
番組の公式サイトからも名前が消えてる。
ああ…。
フジファブリックの「陽炎」って曲が熱い。
でも、こういうのを聴くと、サニーデイがどれだけ突出したバンドだったのかを再認識してしまう。
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
海辺の小さな旅館では荒海が夜の安眠を妨げ、ほとんどすべての点でおよそ気に入ったなどというものではなかった。それにもかかわらず、そして決定的なことはすべて「それにもかかわらず」生ずるのだという私の命題が正しいということを証明するかのように、私の『ツァラトゥストラ』ができあがったのはこの冬であり、この悪条件のもとにおいてであった。( 131 頁)
悪条件のなかでこそ何かをなせるということ。
そのことが、すこしづつ実感できるようになってきた。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/05 mon
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
女でありながら善意を備えているなどというのは、すでにその女が女として退化していることの一つの現われだ……いわゆる「美わしき魂」などというものの根底には常に一種の生理的欠陥がある――ここから先はもう言うまい。( 89 頁)
うん、それ以上は言わなくてもいいよね。
もっともすぎるから。
ビール 2 リットルと睡眠薬。
07/04 sun
ビール 1.5 リットルと睡眠薬で昼寝。
熟睡してて当たり馬券を買いのがす。
熱くなって買うつもりのなかった最終レースに手をだして、とうぜんのようにはずれる。
馬券は 1 戦 1 敗で 1 万円のマイナス。
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
私に言わせれば、自己(エゴー)そのものが一つの「高等詐欺」、一つの「理想」にすぎない……利己的な行為もないし、非利己的な行為もありはしない。利己的、非利己的という概念はともに心理学的には背理である。( 88 頁)
ここでニーチェは「自己」というものの《起源》を問うている。
それは見つけようとしたときにだけ見つかるものでしかない。
07/03 sat
同僚 T 君のマンションへ。
ウィルス退治。
でも、感染ファイル数 6 万 8 千なんぼって…。
なんとか駆除して、同僚 S 君の家へ。
庭づくりの手伝いと、草むしり。
馬券は買わず。
S 君が実録ものの極道漫画を山ほど貸してくれる。
『実録山口組・菅谷正雄の生涯武闘王ボンノ』と『実録山口組四代目・竹中正久荒ぶる獅子』、あと『実録・山口組武闘史血と抗争 ! 菱の男たち』。
タイトルだけでお腹いっぱい。
S 君は昭和極道史にやたら精通してる。
ボクが歴史小説を読むような感覚で読んでるんだろうなあ。
ちなみに、 S 君はいまの奥さんと結婚するまえに神戸にデートにいったとき、暴力団の事務所ばかりを見学してまわったらしい。
よく結婚してくれたよなあ。
汗をシャワーで流して、居酒屋へ。
いっぱい飲んで、いっぱい話す。
カラオケ 3 時間。
07/02 fri
次の仕事の現場説明会。
なんだこりゃ。
こんなの、どうやって 1 か月でやれってんだよ。
焦るとかじゃなく、呆れた。
精神的に追いつめられてるなあ。
ビール 1 リットルと睡眠薬。
07/01 thu
焼けて焼けて焼けすぎて、東南アジア人にしか見えないと同僚たちに言われた。
あと、臭そうだとか、汚げだとか、ええ具合にオッサンだとか。
お前らだってそうだよ。
まあ、たしかにボクが群を抜いて焼けてるのはみとめるけど。
『この人を見よ 自伝集
(ニーチェ全集 15 )』川原栄峰訳(ちくま学芸文庫)。
人間の偉大さを言い表すための私の定式は運命愛(アモール・ファティ)である。すなわち、何事によらず現にそれがあるのとは違ったふうなあり方であってほしいなどとは決して思わないこと、前に向かっても、後ろに向かっても、永劫にわたって絶対に。( 75 頁)
現実をあるがままに受け入れること。
「強者」とはそれが出来るもののことだ。
深い意味などありはしない。
ビール 1.5 リットルと睡眠薬。