『フラッシュ・ボーイズ 10 億分の 1 秒の男たち』 マイケル・ルイス

フラッシュ・ボーイズ  10 億分の 1 秒の男たち『フラッシュ・ボーイズ 10 億分の 1 秒の男たちマイケル・ルイス 著 渡会圭子・東江一紀 訳(文藝春秋)、読了。

マイケル・ルイスらしく、よく取材された良作だった。超高速取り引きやダークプールについて描かれていて、その面では興味ぶかく読めた。ただ、そういう取り引きがアンフェアだというルイスの主張には、あまり共感できなかった。トレードで食ってる身としては、市場でのできごとがフェアかフェアじゃないかなんて考えている心の余裕はない。それでも、そういう問題の解決策のひとつとしての IEX には商業的に成功してほしいとは考えている。

「 (…) たしかに彼らが規制の範囲内でやってきたことは見事だった。超高速取引業者は思っていたような悪党じゃない。システムのせいで堕落しているんです」( 283 頁)

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