『マルクス = エンゲルス全集 第 8 巻』

マルクス = エンゲルス全集 第 8 巻『マルクス = エンゲルス全集 第 8 巻』大内兵衛・細川嘉六 監訳(大月書店)、読了。

(…) 国民の総意は、普通選挙権をつうじて語るたびに、大衆の利益の年来の敵たちのうちに自分の適切な表現を求め、ついには一冒険者の我意をそうした表現と見なすにいたる。( 130 頁)

現在の日本の政治情況について考えるうえで『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』はたいそう有益だった。代表制の問題についてのマルクスの構造的な把握力のおかげで、目に見える表層のなかで自分が注意しておくべきものを再確認できた。また、エンゲルスの揶揄・罵倒の才能を知ったのも、予期せぬ楽しみだった。

(…) かんじんなことは、 (…) ルーゲがなににでも効くあの不思議な文体ソースを任意のテーマにかけているということである。ルーゲは好んでこの日常の文体的下痢を「通じをつける美しい形態」と名づけ、そこに「芸術家」〔Artist〕と自称する十分な根拠を認めたのである。( 269 頁)

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