『まぐれ――投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか』 ナシーム・ニコラス・タレブ

まぐれ――投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか『まぐれ――投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのかナシーム・ニコラス・タレブ 著 望月衛 訳(ダイヤモンド社)、読了。

 話していて一番イライラするのは、どう行動すべきかを説教する連中だ。どう行動すべきかなんてみんな知っている。問題なのはどうやって実行するかで、何をすべきかではない。(…)( 281 頁)

本書で著者は、確率や統計や不確実性について間違った考えを持っているバカを徹底的に罵っている。その本書の終わりのほうに出てくる文章だ。

確率論を学んでも、確率論を受け入れた生き方ができるとは限らない。不確実性についての知識をいくら積んでも、人生において不確実性を受け入れられるようになるとは限らない。

そもそも、人間はそんなものを受け入れられるようにはできていないのだから。しかし、トレーダーとして生きていくためには、トレードという場所ではそれらを受け入れることが絶対条件だ。そしてやっぱり、トレードで不確実性を受け入れるためには、人生でそれを受け入れる努力をし続けるしかない。

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