『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』マイケル・ルイス

世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たちマイケル・ルイス 著 東江一紀 訳(文藝春秋)、読了。

リーマン・ブラザーズの倒産に象徴される 2007 年からの世界的恐慌。その原因はサブプライム・ローンの破綻だった。そのサブプライム・ローンの焦げ付きを予測し、崩壊に賭けた 3 組の男たちを主人公にしたノン・フィクションだ。

サブプライム住宅ローンがいかに詐欺的なものであったのかが、全編を通して語られる。著者によれば、それは金融業界が下位中流層や貧困層を食い物にするためのものだったのだ。それに対する憤りが、この本の底に流れている。といっても、筆致はどこまでも冷静なのだが。

マイケル・ルイスは本当に良い作家だ。

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