ウィザードブックシリーズ 200 FX スキャルピング ――ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門』 ボブ・ボルマン

ウィザードブックシリーズ 200   FX スキャルピング ――ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門ウィザードブックシリーズ 200 FX スキャルピング ――ティックチャートを駆使したプライスアクショントレード入門ボブ・ボルマン 著 長尾慎太郎 監修 井田京子 訳(パンローリング)、読了。

びっくりした。今まで読んだ FX 関係の本のなかで抜けて最高の本だ。この著者はまちがいなく「やっていて」「勝っている」。しかも、トレードに対する考え方が私に共通するものがあって、とてつもなく参考になった。

ティックチャートを使ったスキャルピングで、テクニカル指標は 20EMA を表示させるだけ。トレンドラインすら使わない、かなりシンプルなスタイルだ。私はトレンドラインとボリンジャーバンドを使うが、オシレーター蔑視で値動き重視という点では共通している。

エントリーパターンとしては、プルバックからのトレンド復帰狙いの仕掛けが 3 つとレンジブレイクでの仕掛けが 4 つ紹介されていて、これも逆張りをやらない私のエントリーパターンと共通している。それぞれのパターンで多くチャートを載せて、プライスアクションの読み取り方をかなり詳細に解説してくれている。これがめちゃくちゃに勉強になる。

敗者の投げ・踏みを利用しようという考え方だとか、抜け・割れの試しを重視するところだとか、参加者の心理面を考慮した上でのプライスアクションに対する考えも共通していて、とうぜん私よりレベルが高いので、感動すらしながら読み進んだ。読み終わってからひと月ほど経つが、私はこの本のおかげでエントリーの精度が上がって勝率が向上した。大切なのはプライスアクションに対する考え方なので、 5 分足でも 1 時間足でも、ちゃんと応用できる。

ただ、凝り固まって「著者と同じチャート環境にするには」とか「なんとか線が出たからなんとかセットアップの定義がうんたら」とか、表面的なことにこだわる頭の弱い人にはかえって害になるかもしれない。

よくこんな本を出版する気になったなと思う宝石のような本だ。

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