メモ 2006 年 12 月 3 日

馬券は 4 戦全敗で 50 万円のマイナス。

大掃除。ビバ重曹。

『キルケゴール著作集 10 』(白水社)所収「不安の概念」氷上英廣訳「序文ばかり」熊沢義宣訳、読了。同書読了。

(…) そしてより深く不安になればなるほど、その人間は偉大である。といっても、それは一般に考えられているような、不安を外的なもの、人間の外にあるものに関係させている意味においてではなく、人間がみずから不安を生む、という意味においてである。 (…) ( 230 頁)

あらゆる悪をおかすという可能性、それに苦しむのだから。

 不安によって形成される者は、可能性によって形成されるのである。そして可能性によって人間形成される者であってはじめて、かれの無限性に従って形成されるのである。 (…) ( 231 頁)

可能性のすべてを苦しんでいる人間は、現実性を引き受けることができる。ぎゃくに、現実性にひしがれているものの持つ不安は外的なものでしかない。

可能性によって現実性の重荷を軽くしようとするのではなく、可能性をすべて現実の苦しみとして苦しむことをしとげたならば、不安にたいして次のような態度を取ることができる。それは感動的な態度である。

(…) むしろかれは不安を歓迎する。ソクラテスが荘重に毒杯を仰いだように、荘重に不安に挨拶する。かれは不安とともに部屋に閉じこもる。苦しい手術がはじまろうとするとき、患者が手術をする医師にむかっていうように、どうぞお願いします、という。そこで不安はかれの魂のなかにはいってくる。何から何までくまなく捜し、有限的な瑣末なものを不安に陥らせて、かれのそとに追いだす。そしてかれをかれの欲するところにみちびいてゆく。 (…) ( 236 頁)

ビール 1.5 リットル。

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