メモ 2007 年 3 月 2 日

司馬遼太郎が考えたこと エッセイ  1981.7 ~ 1983.5  14 『司馬遼太郎が考えたこと エッセイ 1981.7 ~ 1983.5 14 』司馬遼太郎(新潮社)、読了。

 国語力を養う基本は、いかなる場合でも、
「文章語」にして語れ」
 ということである。 (…) ( 57 頁)

これは本質的には親の責任だろうな。ところで、この本にも収録されている「洪庵のたいまつ」と「二十一世紀に生きる君たちへ」との 2 編からなる『二十一世紀に生きる君たちへ』という本が売れているらしい。それぞれ小学 5 年と小学 6 年用の国語の教科書に採用された文章で、生きるために必要なもの(自然への尊敬・他者へのいたわり・確立された自己)について、簡明に語っている。それらのものを持つべきだと読者に教えると同時に、読者がそれを持てることを確信しているかのような口調だ。しかしもちろん、そのことにたいして悲観的な気持ちも司馬は持っていただろう。それでもなお明るさを保って語る姿勢がいい。

いいちこの湯割り 6 杯。

Leave a Reply