ジャパンカップ展望

過去 5 年の日本馬をみてみると、秋 2 戦以上して連対したのは、 04 年の 4 歳馬ゼンノロブロイと、03 年ザッツザプレンティ・ 04 年コスモバルク・ 06 年ドリームパスポートの 3 歳 3 頭。

ゼンノロブロイは京都大賞典 1 番人気 2 着→天皇賞(秋) 1 番人気 1 着という、現役最強馬としての臨戦過程。 99 年スペシャルウィークと 00 年テイエムオペラオーと似ていて、 4 歳馬のこのかたちは有馬までふくめて崩れにくい。ただし、このうち 5 歳まで現役をつづけた 2 頭は、 5 歳時はパフォーマンスを落としている。

3 歳 3 頭は菊花賞からで、うち 2 頭は菊花賞連対後。菊花賞で連を外したコスモバルクも、 2 番人気 4 着と、大崩れはしていなかった。

以上から考えると、秋に 2 戦以上してきてここで連対するには、天皇賞(秋)でも連対している古馬か、勢いのある 3 歳馬である必要がありそう。

ちなみに、過去 10 年 3 着以内と条件を広げてみても、秋 2 戦以上していた古馬は 98 年バブルガムフェロー・ 99 年スペシャルウィーク・ 00,01 年テイエムオペラオー・ 00 年メイショウドトウ・ 04,05 年ゼンノロブロイで、全馬とも天皇賞(秋)で連対してきていた馬。 3 歳馬も、前記 3 頭以外でも 98 年スペシャルウィーク・ 02 年シンボリクリスエス・ 04 年デルタブルースと、前走で崩れていたような馬はいない。

1 エリモハリアー
9 月以降 3 戦してきて巻き返せるような馬とは。
44 点

2 ポップロック
前記の条件からすると、巻き返せなさそうで。ここは大凡走してくれたほうが。でも、適度には走っちゃいそうで。
46 点

3 コスモバルク
これも、ここで巻き返せるほどの馬とは。
44 点

4 アドマイヤムーン
前走の追い切りでは手応えの悪さにびっくりさせられたが、今回も変わらず。万全でなくてこの条件では分が悪くて。
46 点

5 チョウサン
巻き返し条件を満たしていなくて。
45 点

6 ヴィクトリー
条件は満たさないものの、いっそ惨敗してきたリズムは中庸よりはましではあって。
47 点

9 インティライミ
別路線も、朝日チャレンジカップがよけいで。疲労と馬のタイプ両面から、スローが欲しい。他馬の崩れ待ち。
48 点

10 メイショウサムソン
コスモバルクがよれるのをみこして内に進路を取り、コスモバルクが外によれはじめた瞬間に内から寄せていってよれを大きくしておいて外の他馬を壊滅。あとは開いた花道を悠々ぬけだすという、沈着冷静にして残酷な騎乗をみせた武豊。やっぱり素晴らしい。ただ、そういう神騎乗があったうえに切れの要求されない馬場も向いた前走からすると、単勝 1 倍台というのはさすがに人気しすぎで。単勝では逆らってみたくはなる。
51 点

11 ウオッカ
秋にはゆるい攻めしかしてこれなかった馬が、一頓挫あったあとの今回は直前だけ一杯の追い切り。状態にないと言っているようなもの。個体としても全盛期はすぎた。ただ、 SC だけにチャンピオン決定戦での巻き返しにはいつも一定の注意は必要で。
50 点

12 フサイチパンドラ
変則的なローテ。ダートで大敗のエルム S はカウント外の可能性もあるので、他馬の破綻があればあるいは。
47 点

13 ヒラボクロイヤル
リズム悪くて
44 点

14 ドリームパスポート
休み明けの不利のぶん、人気も落としていて。
51 点

15 ローゼンクロイツ
ここで巻き返せる馬とも。
46 点

18 デルタブルース
巻き返し条件に遠くて。
44 点

外国馬をやってる時間がなくなっちゃいました。きのうも書いたように 8 アルティストロワイヤルに気があったんですが、外国馬中では 1 番人気なのとノド鳴りの気があるということで、軸にはしづらくなってしまって。 50.5 点

まあ、△ドリームパスポート・○メイショウサムソン・△アルティストロワイヤル・×ウオッカの順で。馬券はドリームパスポートからかな。メイショウ以外の 3 頭は、それぞれどこにもいない可能性も大きいけれども。

ジャパンカップダートとジャパンカップ、とりあえずは

JCD は、ドラゴンファイヤーの単をわりとたくさん買いたいんだけど、スチューデントカウンシルがやっぱり怖くて。血統的にピッタリすぎるし、枠も有利だし。悩んでます。オッズも、ドラゴンファイヤーはけっきょくは 4 倍台になるだろうし。

あと、 JC の外国馬ではアルティストロワイヤルにちと興味があります。

京都 11R マイルチャンピオンシップ

1800m 質で持続力のレースといい続けてきたけれど、デュランダル以来レース質が変わってしまいました。デュランダルの前 2 年はニジンスキー – ニジンスキーとトウカイテイオー – ニジンスキーで決まってたのに、デュランダル以後は 3 年連続でサンデーの 1 ・ 2 。ただ、それでも、サンデーの中では、純チャンの切れより、すこし持続力に寄った馬を狙いたいところ。また、京都なんで、トップスピードの高さはもちろん大事。

そういう意味で、 11 スズカフェニックはぴったり。父の切れとトップスピードをベースに、母の父から適度な量をもらう形。去年も買いたいと書いたんだけど、賞金不足で出られませんでした。ことしは状態に疑問符がつきまくりの状態で、なかなかうまくいかないものです。

1 コイウタ
連対するときの相手はいつも父がサンデー以外の馬という、サンデーとは違う方向を向いた馬。ここ 3 年のレース傾向からすると買えなくて。
46 点

2 エイシンドーバー
なかなかいい集中力。内枠は合う。ただ、ベースがロベルトの馬なんで、消耗戦になりやすい阪神のほうがよくはあって。
48 点

3 キングストレイル
強いのは中山 2200m と中山マイルという、サンデーの本質からずれた馬。そういう馬の場合はもっと抜けていて欲しくて。
46 点

4 マイネルシーガル

サンデーにニジンスキーなんだから、マイル CS にぴったりともいえる血統。ただ、ゼンノエルシドが強く出たとしか思えない走法で、それなのに過去に強さを感じさせるレースをしていない点で買う気がしなくて。あと、マイネル・後藤・ゼンノエルシドという、個人的に嫌いなものの 3 本立てというがどうにも。

5 ローエングリン
もう引退だとか。
46 点

6 フサイチリシャール
トップスピードが足りない。先行すれば位置取りショックにいちおうはなるが、前走もそれを使っていて。
48 点

7 スーパーホーネット
反動に耐えた前走にはびっくりも、渋った馬場に助けられたのは確かで。サンデーが強いレースというのは、もちろん逆ベクトルで。
47 点

8 ダイワメジャー
トップスピードに達する早さとそのスピードを持続する体力の馬で、トップスピードじたいは(これだけの成績のサンデー産駒としては)高くはない。たとえ全盛期でも、良馬場のこの条件で単勝は買いたくなくて。
48 点

9 カンパニー
G1 には合わない馬という印象は、前走を見てもべつに変わらなくて。単勝は。
48 点

10 トウショウカレッジ
鮮度はあるのものの、適性がなくて。
47 点

11 スズカフェニックス
出走馬中 1 番の適性。万全ならたくさん買うところだけど、それならもっと人気してるわな。
51 点

12 アグネスアーク
Lyphard から機械的な集中力をもらったという印象。疲労は心配も。
49 点

13 ローレルゲレイロ
サンデーとは逆。
46 点

14 ピンクカメオ
バウンド式短縮も。
46 点

15 ジョリーダンス
道中に体力的な厳しさの求められるレースで狙いたくて。
46 点

16 ピカレスクコート
リズム悪くて。
45 点

18 サンバレンティン
別路線で短縮。ただ、適性はなさそうで。
48 点

ということで、けっきょく 11 スズカフェニックスが残りました。もちろん 100 万買うような状態ではないでしょうが、惨敗も覚悟のうえで、この馬の単勝で。

そうだ、単勝編の収支表のページを、ちゃんとつくりなおさないと。来年からはもうすこし更新できるはずだし。

  1. 1 着  8 ダイワメジャー  1 番人気
  2. 2 着  7 スーパーホーネット  4 番人気
  3. 11 着  11 スズカフェニックス  5 番人気

不的中

想定とはちがったレース質でした。芝が長かったことが第一の原因でしょう。 (2008-02-07-12:05)

エリザベス女王杯の見解

秋華賞のパドックを見たとき、ものすごい充実を感じたのがダイワスカーレットで、馬体が寂しく見えたのがウオッカ。しかも実際の馬体重はダイワスカーレットがマイナスでウオッカがプラスだったんだから、状態に雲泥の差があったのは明白なこと。

では 3 ウオッカがここで持ち直してくるかといえば、中間のゆるさをみるかぎり、かなり苦しそうで。何より、凱旋門だ JC だと吹いてた陣営が目標をぐんと落としてエリザベス女王杯なんかに使ってきたあたりが、宝塚記念での惨敗とダイワスカーレットに対する負い目と状態面での不安を現していて。

秋天を使ってても今年のメンバーで良馬場なら勝ってたであろう 7 ダイワスカーレット。ただ、ピークだった前走ほどの出来は、さすがに期待できなさそうで。適性面といい、前走より条件は悪化するので、崩れる可能性はあって。

スワン S で 0.4 秒差 4 着という字面の結果だけを見たときは 4 スイープトウショウを本命にするつもりだったものの、映像で見ると、その前走はけっこうきつい競馬で。スワン S は凡走ではなく好走の部類か。となると、反動が怖くて。京都大賞典 1 着→マイラーズ C 2 着→スワン S 4 着と、休み明けの成績の推移を見ても、能力の低下も明らかで。

12 フサイチパンドラは去年の勝ち馬だけにとうぜん適正はある。ショックも好きなタイプなので、去年より能力が落ちていても、ある程度は巻き返せて。

府中牝馬 S を 1 番人気で軽く負けた 9 アサヒライジングは切りづらくて。

と、ここまで書いてウオッカの除外を知りました。配当的にますます面白くなくなるので困る。

50.5 ×フサイチパンドラ・×タイキマドレーヌ
50 ▲ダイワスカーレット・△ディアデラノビア・×アサヒライジング