M の法則における体力と量について

ここ何年か量と体力について考えてきて、まだ結論は出ていないのですが、とりあえず今の段階では体力とは馬が限界に近い領域での負荷に耐えられる時間で、量とはその馬が加速を始めてから最高速度に達するまでの時間だと考えてます。もう少し具体的にいうと、差し馬が 3 コーナーすぎから加速をはじめて自身のトップスピードに達するまでが量の領域で、トップスピードに達した後でその速度を維持するのが体力の領域というイメージです。

たとえば、量が豊富で体力の少ない馬は、息長く加速してくるのですが、レッドゾーンに達した後で坂にかかると失速します。そういう意味で、慣性力のままに伸びられる外伸びの京都がむきます。逆に、加速をはじめてからトップスピードに達するまでに時間がかかるので、緩急のある流れだと差し遅れます(昔の東京とか)。要するに、量の豊富さと切れとは背反するということです。

先週のすみれ S の出走馬の 2 頭ををその観点から見てみると、ベッラレイアは切れが凄い。トップスピードに達するまでの時間は現役馬中でも屈指でしょう。ただ、肝心のトップスピード自体はそれほど高くない。 3 速まであっという間に吹け上がるんだけど、 4 速から上がない車のような感じです。体力もそれほどではなさそうなので、レベルの高いレースではよほど条件が揃わないと突き抜けられないでしょう。もう 1 頭ニュービギングもトップスピードはそれほど高くない馬です。切れもたいしてありません。ただ、トップスピードも低いので、その点でトップスピードに達するまでの時間は短めです。そこでこの馬には(サンデーの系統としては)豊富な体力が与えられています。そこで、一定のスピードに達したあとで、延々それを持続するというような走りになる。あとはそれでの他馬の脱落待ち(ホープフル S )。

実馬にあてはめていくとこういった感じになります。まだまったく詰めてない状態ですが。精神面にあわせて、こういった面の考察もぼちぼちやっていきます。