ダービーで単勝をかなり買おうかと考えているワールドインパクトについて書いておく。長いよ。
2013/11/17 新馬戦 京都 T1800m 12 頭立て 10 番 1 番人気 2 着
中頭数の外枠から先行。人気薄の馬に逃げ切りを許したものの、馬体を併せた馬には抜かせない集中力と馬体を併せようとする闘争心を感じた。
2013/11/30 未勝利戦 阪神 T2000m 15 頭立て 8 番 1 番人気 1 着
今回も先行。前走もそうだが 4 角では岩田の手がけっこう動く。持ったままという感じではない。しかし、残り 200m でムチが入ったら、楽に 3 馬身以上突き放す。そこからは遊んで、 1.3/4 馬身と差を詰められての、それでも楽勝のゴール。
非根幹距離 2 着→頭数増の根幹距離 1 着という勝ち上がりかたからも C 系の可能性が強まった。 S も感じるが、いったんは突き放すもののちぎり切らないレースは S よりも C 主導という印象。抜ける脚の速さからは、本質差し馬の可能性。
2014/02/01 梅花賞 京都 T2400m 13 頭立て 2 番 1 番人気
400m の距離延長。スタートは悪くないものの、下げる競馬。先を考えると、ここらでこういう競馬をさせておきたいところではある。
がっちり抑え込んでの 4 角、わずかに捌きにてまどって、追い出したのは直線に入ってから。進路は荒れ気味の内。延長と荒れ馬場の影響か、反応がよくなく、周りの馬たちに離されそうになる。さらに、後方から馬場の良い大外をぶんまわしてきたヤマノウィザードが残り 200 あたりで一気に先頭に。ワールドインパクトはまだ反応がいまひとつ。それでもゴール前では馬群を割って、 2 着は確保。しかも、荒れた内からヤマノウィザードにクビ差まで差しかえすしぶとい内容。
デビュー以来はじめて後ろから来た馬に抜かれたものの、馬体を併せられずに外から一気にかわされてのもの。馬体の合った馬は抑え込んだ。初めて差しにまわったレースで延長・荒れた内ということを考えると、この馬の集中力に対する評価は落ちない。というより上がった。
2014/03/02 すみれステークス 阪神 T2200m 7 頭立て 4 番 1 番人気 2 着
少頭数の非根幹距離。 C++S であろうこの馬には向かない条件。逃げ馬をせり落としたところを、スズカデヴィアスに一気に並びかけられての 2 着。スズカデヴィアスはキングカメハメハ×サンデーサイレンスで、こういう条件では強い馬。鞍上の浜中騎手によれば、ワールドインパクトはソラを使ったとのこと。先行するとこうなりやすい。
2014/03/29 大寒桜賞 中京 T2200m 13 頭立て 1 番人気 1 着
今回は追い込みにまわって楽勝。のちに京都新聞杯を勝つハギノハイブリッドが、その京都新聞杯と同じような脚を使って抜け出すところを、さらに上の脚で抜き去る競馬。ついに差し馬としての本質を現した。
2014/05/03 青葉賞 東京 T2400m 18 頭立て 1 番人気 2 着
中団やや前の競馬。権利取りということもあって、直線に入ってすぐに追い出し。さっと抜け出たものの、馬体を併せる馬がいないと遊ぶ。けっきょく大外から一気に交わされての 2 着。
併せる馬を探すそぶりを見せたり、舌を越したり、真面目ではない破天荒な C 。並ぼうとする S もある。 C++S+ 。これまで見てきたように瞬発力を活かせるレースをあまりしてきていないだけで、瞬発力もトップスピードもある。なので本番では内枠を引いての中団やや後ろがベストのポジション。外を回さず馬群の中で。前走が早目の競馬だったので、位置取りショックも見込めて。
ということで、ダービーの本命はこの馬。疲労とか青葉賞とか、気になる点もあるものの、この馬が本命ということは決めている。